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『内藤あんがす牧場』で肉300g!

10月14日(日)は安平町早来にある『内藤あんがす牧場』の収穫祭にお邪魔した。

今年の自家製梅サワー用に梅を送って頂いたのがご縁。実は内藤さんご本人とお会いするのは、この日が初めてだった。
安平『内藤あんがす牧場』 安平『内藤あんがす牧場』収穫祭1
考えたら安平町に来たのも初めて?いやぁ~実に気持ちのいい場所だ。道に迷ってグルグルと彷徨っていると、ふと視界が開け、広い牧草地に点々と散らばる黒い牛の姿を見つけた。なぜかすぐ内藤さんの牛だとピンと来た。


内藤さんはスコットランド原産の肉牛、アンガス種を専門に繁殖から肥育までを行っている。今回「アンガス牛を食べるのは初めて」のつもりで伺ったのだが、アメリカのステーキハウスで主流なのがこのアンガス牛。日本の老舗ステーキレストランでも扱っていたので、知らないうちに食べていたかも知れない。

しかし国産のアンガス牛は大変レアで、恐らく全国の肉牛に占める飼育頭数割合は1%に満たない。さらに『内藤あんがす牧場』のように国産飼料のみで育てられたものは希少だと思う。

今日はその肉を野外で焼いて思う存分楽しもうという訳だ。特別肉好きでもなく、焼肉店にも人生に1度は2度しか行ったことのないつちだが、これは体験しておかなければという気持ちで臨んだ。
       安平『内藤あんがす牧場』肉300g 安平『内藤あんがす牧場』バラ肉
内藤さんにご挨拶し席につくと、各人に配布されたのは色々な部位のアンガス牛肉セット。バラ、モモ、カルビ、サーロイン、リブロースが入ったこちらのパック、何と300g!しかもこれが上限ではない。「肉のお代りあります。」とのこと。
      安平『内藤あんがす牧場』筋肉スープ 安平『内藤あんがす牧場』黒千石おにぎり
もちろん肉だけではなく、内藤さんお手製、アンガス牛の筋肉で出汁を取った「野菜スープ」や、黒千石のおにぎりかぼちゃサラダ、デザートにはハスカップゼリーなども用意されていた。

サイドメニューに心は惹かれるものの、託されたアンガス牛に集中。ついに肉300gを人生初にして平らげたのであった。思わず「もう牛肉は1年ぐらいいいかな・・・」などと口走ってしまい、「いや、もっと食べてもらわないと」と内藤さんにたしなめられてしまった。
       安平『内藤あんがす牧場』内藤順介さん 安平『内藤あんがす牧場』内藤圭子さん
写真のジャン・レノ似の方が内藤順介さん。ちなみに純血の日本人で、フランス人の血は混じっていないとのこと。

奥様の内藤圭子さんは地域活動にも精力的に取り組まれ、コミュニティーレストランの立ち上げにも尽力している。アグレッシブに活動されているが、語り口は実におっとりしていて癒し系。「大草原の小さな家」に憧れて牧場に嫁ぎ、女の子を産むつもりが、現実には男子4人になってしまったとのこと。ともかく働き者母さんといった感じで、静止しないので、写真がぶれてます(言い訳)。

肉としてのアンガス牛と向き合った後で、内藤さんにお願いして放牧地の中へ入れて頂いた。やはり気持ちいい!牛達も同じ気持ちだろうか?
   安平『内藤あんがす牧場』アンガス牛と内藤さん 安平『内藤あんがす牧場』アンガス牛 tr
以前短角牛の放牧地に行った時には、牛達に”詰め寄られた”記憶があるのだが、こちらのアンガス牛は、我々人間共には無関心。やんちゃな仔牛だけが不思議そうに視線を送っている。

ここにいるのは母牛とまだ幼い仔牛。仔牛たちは12月には親から離され、牛舎で肉牛の体を作るために牧草以外のエサを食べるのだが、『内藤あんがす牧場』では輸入穀物を一切与えていないそうだ。

『内藤あんがす牧場』の酪農のあり方については、パンフレットに実に端的に記されているので、ちょっと長いが引用したい。

「本来牛は人間の食べる事ができない草などを食べて微生物と4つの胃を利用して卵・乳・肉などのたんぱく質を供給してくれていました。でも現在の日本の畜産は経済性を追及する事を優先し、人間の食べ物と競合するトウモロコシなどの穀物を大量に海外から輸入して、それを餌として家畜に与えています。一方国内では規格外の農産物やその加工場で排出される残渣物を大量に廃棄しています。このような現状に疑問を持ち、家畜本来の整理に合ったしかもおいしい牛肉はできないかと考え、母牛とその仔牛は広い草地の中で草と母乳のみで飼い、牛肉にする肥育の部門においても輸入穀物は一切使用せず牧場内で自給できる牧草・デントコーン(家畜用トウモロコシ)サイレージの他、道内の加工場から出る規格外のじゃがいも・長いも・ビールの絞り粕・青汁のしぼり粕などを発酵させてサイレージにした物を餌として与えています。もちろん抗生物質、遺伝子組み換え飼料は使用していません。」

もちろん結果として「おいしい肉ができなければ意味がない。」と内藤さんは語る。以前与えていた穀物を切ることで肉質がどうなるか危惧されていたようだが、実際変化はなかったそうだ。「和牛の飼い方が嫌だった」という内藤さんとアンガス牛は、きっと互いに”本来の生理に合った”パートナー同士なのだろう。

ところでアンガス牛の各部位食べ比べだが、つちは脂の少ない「モモ肉」が一番おいしく感じた。和牛と食べ比べたらまた違う印象を受けるのかも知れないが、アンガスにはアンガスならではの美味しさがあるのだろう。内藤さんが伸ばしたその個性を、また別の形でじっくりと味わってみたい。

2012.10.22 | | Comments(4) | Trackback(0) | 出張報告!

コメント

牧場レポ★キター!

楽しみに待っておりました…!
記事にサブタイトルをつけるなら、
「つち、肉食系女子になる」
といったところでしょうか?

ここ20年来、牛肉を口にするのは年に1度か2度…という食生活の私。
つちさんと似ていますが、実はこの歳になって、焼肉店にはいまだ足を踏み入れたことがないという稀少人種なのです…。
でも、今回の記事には、大変食欲をそそられるものがありました!

霜降りのお肉が特に苦手なので、つちさんが美味しく感じたという、脂の少ないモモ肉をぜひ味わってみたいなあと思いました。

酪農のありかたについて牧場主が綴られた文章も、大変心に残るものがありました。

2012-10-29 月 09:54:49 | URL | さざぴ #d819E29w [ 編集]

さざぴさま

「つち、肉食系女子になる」

・・・そっか、そっちの方がいいですねぇ。変えようか?

ついつい300gたべちゃいましたけれど、あれはアウトドアだったからですよ。

多分焼肉店だったら食べられません。牧場の雰囲気の中だから食べちゃった!

機会がありましたら、焼肉店より先にこちらをお勧めします。

2012-10-30 火 20:56:57 | URL | つちばく #- [ 編集]

素晴らしい?

と言っても未だ食べてないのですが…。
いつ言っても食べられるのですか?
是非行ってみたいです。
脂身より赤身の旨さを味わいたいです。
軽く炙って、はぁ~、たまらん(笑)

2012-10-31 水 12:10:33 | URL | ユキヒロ #SFo5/nok [ 編集]

ユキヒロ さま

コメントありがとうございます!

現地で食べられるのはこの日だけですが、販売は常時やっていると思います。

一度メールなどで問い合わせてお出かけください。

景色もすばらしいです。

2012-10-31 水 20:11:56 | URL | つちばく #- [ 編集]

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札幌市在住でなぜか「江別」好き。友達は殆ど江別、そして農家・・・

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