スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

--.--.-- | | スポンサー広告

「農家のキッチンスタジオ」第2弾!

10月6日(土)、先月から動き出した、江別若手農業者による取組、「農家のキッチンスタジオ(仮称)」の第2弾が実施された。

今回は江別・篠津地区の直売所と畑訪問が組み込まれ、よりメニューが充実。実際、直売所や畑の訪問は慣行というつちにとっても面白い企画だった。やはり”若手”農業者がアテンドすると、同じ畑でも違った発見があるものだ。
       『篠津第4区 直売所』1 『篠津第4区 直売所』2
最初に赴いたのは『篠津第4区直売所』。土曜だけあって、午後にもかかわらず客足が絶えない。


こちらの魅力は殆どの野菜が100円単位で売られていること。値段もシーズン中ほぼ一定だそうだ。もちろん米や芋以外、その日の野菜は当日朝に各農家から持ち込まれたもので、前日の売れ残りなんてないので新鮮さはお墨付きだ。それって当たり前? いや、しかしスーパーの野菜の販売日数はどうなのだろうか?

米農家も多いので、各農家ごと、品種ごとと選択肢は多いが、値段は一緒。皆ご贔屓の農家の好きな品種を指名買いするようだ。

ヒョコっと珍しい野菜も登場する。「冬瓜」を発見! 北海道ではあまり栽培もされなければ、食べられない野菜。食べ方も掲示されていて目を惹くね。小さいが活気ある直売所だ。 (江別市篠津432 10月は土日のみ営業 8:30~18:00)
       江別・篠津『はぎわらファーム』1 江別・篠津『はぎわらファーム』3
続いて篠津地区の『はぎわらファーム』を訪問。今回主催者の一人でもある萩原利彦さんがご自慢のレタス畑を案内してくれた。ここに見えているのは約1万個のレタス。

まずは10月のレタス収穫の”正しいスタイル”から。防寒・防水の上下を着込んだ上から、腰にナイフを装着、キャップにはクリップライト、蚊よけの網を頭から被れば完璧。カッコイイ~

収穫の適期は、上から軽く押した時に硬く締まった感触があるかどうかで判断。フワフワとしているものは写真(下左)の通り、まだ巻きが甘く未熟モノ。
       江別・篠津『はぎわらファーム』2 江別・篠津『はぎわらファーム』4
採り時のレタスを見つけたら、硬くなった外葉と球の間に空間を作り、およそ2mmの隙間にナイフを入れる。後は素直にスパッと切り離し、裏返して置く。つちもこの「スパッ!」をやらせて頂いたが、ナイフの軽い滑りに、レタスがサクッとかすかに応じるのが快い。葉はパリッパリッだ。『はぎわらファーム』ではカルシウムを散布して、葉をパリパリにしているとのこと。
       江別・篠津『はぎわらファーム』5 江別・篠津『はぎわらファーム』6
先程の「裏返しておく」だが、これは次の作業のため。レタスはカットすると、切り口から数分間乳白色の液体が流出する。これを取り除くのも兼ねて、1個ずつ洗浄液を噴霧する。コレ、おんぶしてると宇宙探査か何かに見えてくる。そういえばこの辺りにはUFO伝説があるそうだ。ちなみにコチラ、10㎏あるとか、地球は無重力じゃないから大変です。
       江別・篠津『はぎわらファーム』7 江別・篠津『はぎわらファーム』8
ちなみに利彦さんに収穫時どんなことを考えているのか聞いたところ、「1つ1つ”顔”が違うんで、話しかけながらやってます。可愛いですよ。」とのこと。なるほど、確かにつちも畑にいると独り言は多くなる。文字にすれば結構「畑の詩人」になれたりして。
       江別・篠津『有限会社篠津農場』1 江別・篠津『有限会社篠津農場』2
続いてすぐご近所の『有限会社篠津農場』へ移動。5代目の西脇佳代さんが、なかなか普段我々がお目にかからない「てん菜」の畑に案内してくれた。

てん菜は砂糖の原料として製糖工場に出荷するので、一般消費者の目に触れることはまずない。つちも畑に生えているのを見るのは初めてである。長いナタのようなものの先っぽに、ヒョイッと鉤のようなものが出っ張った不思議な刃物を打ち付け、引っかけて抜き取る。結構力がいるのだが、最終的にスポッと抜けた時には、出るものが出たスッキリ感を味わえる。西脇さんもこの作業は気持ちいいと言っていた。
       江別・篠津『有限会社篠津農場』3 江別・篠津『有限会社篠津農場』4
ちょっと病気が出ているようだが、結構な大物。しかしてん菜は糖度で買い取り値段が決まるらしく、大きければ良いというものではないそうだ。宮川さんが持参の糖度計で、さっそく収穫したてん菜の糖度を見ると、現状で約13度を計測。収穫はまだ先なので、これから冷気にさらされもっと上がって行くのだろう。

さてここで、「てん菜を食べてみよう」という提案が出された。なんと生産者の西脇さんご自身も意識して食べるのは初めてだという。皆恐る恐る口に運ぶ。だが何のことはない、土臭いことを除けば普通に生で食べられる。多くは「ダイコンだ!」との意見だったが、「土っぽいヤーコン」といった感じ。中には「ナシかリンゴに近い」という意見も。当たり前だが「甘い!」。ちなみにてん菜はダイコンともヤーコンとも分類の違う、ほうれん草の仲間のアカザ科。

さすがにこの時期、太陽が傾くと底冷えしてくる。畑体験を満喫した後は『江別市農村環境改善センター』へ移動。こちらで野菜を使った調理体験をする。今回もレシピ考案と講師役は宮川家の嫁、育美さん
       「農家のキッチンスタジオ」第2回宮川育美さん 「農家のキッチンスタジオ」第2回1
調理と言っても難しいものではない。包丁と仲の悪いつちでも出来る「野菜ドーナツ」づくりである。今回は「ニンジンドーナツ」「インカのめざめドーナツ 」「てん菜糖ドーナツ」、そして飛び入りで、「砂糖なしてん菜ドーナツ」に挑戦。
       「農家のキッチンスタジオ」第2回2 「農家のキッチンスタジオ」第2回5
ビニール袋に、ホットケーキミックス、野菜のすりおろし、または裏漉したもの、卵、砂糖など全ての材料を入れ、手で揉み混ぜ、後は袋の端をちょっと切って油に落としていく。何だか子供の時にお菓子づくりで遊んだ記憶が蘇ってきて、無心で楽しんだ。

この他に、主催者側から「採れたてブロッコリーの天ぷら」と、今年の新米が振る舞われた。「ブロッコリー天ぷら」のおいしいこと!花蕾の部分が”ふわとろ”状態で、えも言われぬ味わいだ。
       「農家のキッチンスタジオ」第2回6 「農家のキッチンスタジオ」第2回8
試食中に主催者代表の宮川豊さんから、野菜や米についての情報提供があった。印象に残ったのは米の話で、スーパーなどで販売されている米は、「新米」と表記されていても新米100%でない可能性があることや、品種も表記のものが100%でない場合があること。やはり実質お得なのは、直売所を含め農家直販で買うことだ。それにご贔屓の農家さんを作ることは、買い物や毎日の食事を楽しくすることにもつながる。

さて先程の飛び入りドーナツ「砂糖なしてん菜ドーナツ」だが、これが案外いける!あの土臭さもつちには感じられなかったし、砂糖なしでもちゃんと甘い。オリゴ糖でお通じにも良いだろうし、砂糖を買いに行けない時は、「すりおろしてん菜」で!?
       「農家のキッチンスタジオ」第2回3 「農家のキッチンスタジオ」第2回4
おまけで「てん菜天ぷら」にもチャレンジ。こちらは、う~ん、生より土臭い。この日の皆の結論はと、てん菜はわざわざ食べたいとは思わないが、「食糧難になったら間違いなく食べる」というものだった。右に同じく。。。

というわけで今回の企画も楽しく、そして勉強になった。3人の若手農業者の「楽しませよう」、「知らせよう」というホスピタリティが伝わって来た。対して自由経済下の私達消費者は、自ら動いて、見て、聞いて、情報収取し勉強する必要があるのではないだろうか。

お互いに手を伸ばし、パイプを作ることが、地道だけれど将来の自分たちの暮らしを豊かにする確かな道だと思う。

2012.10.09 | | Comments(0) | Trackback(0) | 江別

«  | HOME |  »

プロフィール

つちばく

Author:つちばく
札幌市在住でなぜか「江別」好き。友達は殆ど江別、そして農家・・・

月別アーカイブ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

お知らせ!!

    


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。