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土は面白い!

「”つち”はおもしろい」ではなく、”土”である。

面白い本を読んだ。岩田進午氏『「健康な土」「病んだ土」』

そもそも「土ってなぁに?」という構造的なことから、土の生涯(?)、農業における土の作用から、人間が土から学べることまで、専門的でアカデミックでありながら、つちのような理化学及び農業ド素人にもわかりやすくまとめられている。

例えば「土の肥沃性」のキーワードとなるのは「多様性」「バラツキ」だという説。土壌中微生物や周辺環境の生物相が多様なほど、また土の粒子のバラツキが大きいほど生産性が高いという。

それを「耕起栽培」と「不耕起栽培」の比較で解説しているのは興味深かった。

「プラウ耕起って意味あるのかなぁ?」

「プラウで起こしたら収量がガクっと減ってさぁ。」

なんて最近複数の農家さんから耳にしていたから尚更。

詳細は是非読んで頂きたいが、不耕起栽培の生産性が高いというデータが紹介されている。その理由として考えられるのが、土はその「多様性」と「バラツキ」という性格を持つ限り、そこに生きる生物にとって最適な環境を整える方向に進化するということだ。そこで「多様性」と「バラツキ」を維持するために有機物が不可欠となってくる。

”土”ってスゴイ!その上に多種多様な生き物を棲まわせるほど、さらにそれらにとって棲みやすいベストバランスを用意してくれる訳だ。このような作用を「ホメオスタシス(自立的恒常性)」というらしい。

土にとって不自然なことは”均一化”、”効率化”、”即効性”・・・と来れば、農業が他の産業と性質を異にするのは明らかだ。農業は土と人間が対話しながら、継続的に作物生育環境のバランスを整えていく業である。著者は農業の最大の価値基準を「持続可能性」だと説く。

人間の一生なんて刹那的であっけないものだ。でも我々は土から出来たものを食べ、最後は土に帰る。だとしたら自然の持続可能性になるべく抵抗を与えない人生を送りたいものだ。

振り返り見て、自分のやっていることは持続可能なのかなぁ。とりあえず「多様性」と「バラツキ」には貢献できそうだけど。。。

2012.08.08 | | Comments(0) | Trackback(0) | 未分類

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Author:つちばく
札幌市在住でなぜか「江別」好き。友達は殆ど江別、そして農家・・・

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