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キュウリ魚との遭遇

ちょっと前になるが、”厚岸・奔渡町七丁目のキラッと輝くいい男”中野清さんより網にかかった魚がドッサリ送られてきた。

送り状には「ニシン」とあるが、ニシンは15匹ほど。殆どの容量を占めていたのは、小ぶりな魚100匹近く。”ミニ・ニシンか?”と訝しがりつつ、夜の9時から頭と内蔵を落とし下処理。掴めども掴めども、なかなか発泡スチロールの白い底は見えてこない。果てしない作業が果てたのは夜中の2時半だった。

余りの数の多さに考える余裕もなくオーブンでまとめて焼いてマリネし、その日は食べる気力もなく終わった。ただ気になったのはニシンと明らかに違う匂い。魚の匂いがしないのである。フルーツみたいな甘い匂い。

厚岸産キュウリ魚翌日御礼の電話を”キヨシ”にすると・・・「入ってたろ?キュウリ!」

「キュウリ」?その時点でやっと冷静な判断力が蘇ってきた。”ミニ・ニシン”の訳がないっか!どうやら目先の処理に必死で思考回路が停止していたようだ。明らかにニシンとは見た目も、そして匂いも全く違う。

これがウワサに聞く「キュウリ魚」との初対面である。後で気が付いたら近所のスーパーでもとてもリーズナブルに売っていた。


「キュウリウオ目キュウリウオ科キュウリウオ属」。つまり「キュウリ魚」の名はジョークでもあだ名でもなく正式名称。同じくキュウリウオ科にはシシャモ、ワカサギがいる。そんな訳で(?)、”キヨシ”の話では殆どがシシャモの代替品で流通しているそうだ。もしかしたら”偽シシャモ”という可哀そうな名前で売られているのかも知れない。

この「キュウリ魚」、北緯40度以北の冷水域に生息しており、ロシアではとても人気者らしい。冬のサハリンではワカサギ釣りのように氷に穴を開けキュウリ魚をせっせと獲る姿が見られ、現地ではそのまままるごとムニエルにして食べる他、干物にして遠くモスクワやペテルスブルグなど都会の路上で販売する人たちもいるようだ。

さて翌日の夜になってやっとこの「キュウリ魚」を味わうことになった。非常に身が引き締まっていてあっさりして食べやすい。小さいものは骨ごといける。クセのない魚だ。

問題は匂いだ。「キュウリ魚」の名はジョークではないが、本当にキュウリに匂いが似ていることから付いたという。それでもつちにはどうしてもキュウリじゃなくて、”バナナの匂い”に感じられるのはナゼ?

北海道の皆さん、「キュウリ魚」のシーズンです。食べて匂いを検証してみてください!

2012.05.10 | | Comments(0) | Trackback(0) | 未分類

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札幌市在住でなぜか「江別」好き。友達は殆ど江別、そして農家・・・

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