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竹工芸の技を見る 『都島工芸美術館』

さて大阪の旅は農園『杉・五兵衛』で農耕文化に触れてスタート。2日目の午前中は伝統工芸に触れてきた。

宿最寄の東梅田駅から地下鉄で都島駅へ。目指すは『都島工芸美術館』だ。ここでは日本の伝統工芸を総合的に学べる『京都伝統工芸大学校』の生徒さんの卒業制作や講師の作品を展示している。

館内は撮影禁止なのでお見せできないが、陶芸、木工芸、漆工芸、ガラス工芸、紙工芸などなど、こんなにも日本の工芸は幅広く奥深かったかと再認識させられる。同時に若い人たちが継承しようとしていることに感動する。

ところでここを訪れたのは何故かと言えば、昨年『食彩人』プログラムの1つ江別『米村牧場 チーズ工房 プラッツ』でのラクレット体験に参加下さった上野さんとその作品達に会うため。

上野純子さんは『京都伝統工芸大学校』に学び、今はこの『都島工芸美術館』の職員として働く竹工芸高度専門士。エコクラフト、ナンタケットバスケットなど、”網籠”モノに関心のあるつちとしては是非見てみたかった。

その作品を一部ご紹介。
       『都島工芸美術館』竹工芸高度専門士・上野純子氏作品1 『都島工芸美術館』竹工芸高度専門士・上野純子氏作品3


緻密な網目の伝統的な籠から・・・
       『都島工芸美術館』竹工芸高度専門士・上野純子氏作品2 『都島工芸美術館』竹工芸高度専門士・上野純子氏作品「co・ba・co」
こんなモノまで全て竹で出来てしまう!右の籠は手の平サイズ。気の遠くなるほど細いひごで編まれている。こちらは昨年の国民文化祭・京都2011美術展で入選したそうだ。
       『都島工芸美術館』竹工芸高度専門士・上野純子氏1 『都島工芸美術館』竹工芸高度専門士・上野純子氏2
ここではそんな上野さんの創作風景を目の前で見ることができる。作業は1本の竹を割ってひごを作るところから始まる。前段階でこの竹材は伐採され、油抜きと晒しという加工工程を経ている。上野さんがナタを当てトントンを軽く叩くと、後はスルスルと気持ちよく裂けていく。”竹を割ったよう”? 日本人が竹に心を寄せる気持ちが実感としてわかった。

難しいのは最初のひごを作る段階で真っ直ぐ、正確な寸法で揃えることだと言うが、特にメジャーを使っている様子はなかった。編み方は6種類位の組み合わせで様々なバリエーションが生まれる。
       『都島工芸美術館』竹工芸高度専門士・上野純子氏3 『都島工芸美術館』竹工芸体験作品
さらに竹工芸の体験も出来る。今回は時間がなかったので、上野さんに体験メニューを実演して頂いた。初心者で1時間半かかるとのことだが、上野さんはものの十数分で仕上げてしまった!

上野さんはここで竹工芸を紹介しながら注文を受けてバスケットの販売なども行っているが、やはり学校の同級生で卒業後も竹工芸の仕事を続けている人は殆どいないそうだ。やはりこれで生計を立てるとなると厳しい現実があるようだ。

しかし竹の小気味よく割れる音、そのしなやかな手触りに触れていると、誰しも自然と日本人ならではの情操が湧きあがってくるのではないか。出来れば幼少期に学校教育などに取り入れてもらいたいものだ。

考えたらこれも農産物の加工であり、農耕文化の一環!本物というのは皆辿って行くと根っ子が同じだから面白い。


『都島工芸美術館』

大阪市都島区友渕町1丁目5番102号(ベルパークシティ内)
TEL 06-7860-1020
(10:00~17:30 水・木定休)

2012.03.24 | | Comments(0) | Trackback(0) | 未分類

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Author:つちばく
札幌市在住でなぜか「江別」好き。友達は殆ど江別、そして農家・・・

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