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「るもいがっちり体験!」~羽幌炭坑跡を巡る~

さて羽幌のおいしいもの体験の後は、「るもいがっちり体験!」初日メニュー、「産業遺産・羽幌炭坑跡を巡る」に参加。

羽幌炭坑は昭和15年に採炭開始、昭和45年の閉山まで、一時は人口3万人を越すほど栄えたそうだ。ちなみに以前「君の椅子工房」でご紹介したレトロな「大五ビル」は、この羽幌炭坑の本社ビルである。

炭坑は羽幌本坑、上羽幌坑、築別坑の3地区から成っており、全部周ると3~4時間はかかる。本日はハイライトということで、本坑跡を案内して頂いた。
       羽幌炭砿ガイド工藤俊也さん 羽幌本坑・ホッパー(貯炭場)跡


案内役は㈱沿岸ハイヤーのドライバーでもある工藤俊也さん。4歳まで炭坑の街で育った。炭坑の歴史はもちろん、今は廃墟となっている各施設の当時の様子などを臨場感たっぷりに伝えてくれる。

本坑に到着すると道路沿いにまず見えるのが、ホッパーと言われる貯炭場の建物。この建物のすぐ前に炭運搬用の鉄道が走っていたが、今は跡形もない。
       羽幌本坑・運搬立坑跡 羽幌本坑・運搬立坑跡内階段
今は木々がうっそうとする荒野を、工藤さんの熊避けの鈴の音に導かれ運搬立坑まで進む。運搬立坑とは、地下で採掘した石炭や作業員を運ぶエレベーターのようなもの。昭和40年に完成した時には、著しく作業能率が向上したそうだ。

高くそびえ立っているのが立坑。壁面にくっきり羽幌炭坑のマーク。「工」の記号は、羽幌炭砿鉄道のレール断面を表しているそうだ。

建物手前で懐中電灯を渡される。それ位中は真っ暗。現在地下への入口は封鎖され降りることはできないが、制御室のある地上5階までは階段で上がれる。しかしこれが恐ろしい。途中手すりの朽ち落ちた個所を暗闇の中進むのだ。
       羽幌本坑・運搬立坑跡内 羽幌本坑・運搬立坑跡内階段2
しかし恐ろしいのはそれだけではなかった!5階の制御室に到着した後、”希望者のみ”ということだったが、”眺めの素晴らしい”屋上まで上るというのだ。それがこの梯子。自分の身を守れるのは自分のみ・・・という覚悟を持って進む。屋上の狭い出入り口でストップしてしまう人も・・・
       羽幌本坑・運搬立坑跡屋上2 羽幌本坑・運搬立坑跡屋上3
確かに屋上の眺めは素晴らしい・・・が、柵も何もない空間に足はすくむ。無理を言って鈴木社長に危険な場所へ座って頂き写真撮影
    羽幌本坑・運搬立坑跡屋上 築別炭砿アパート
森林の中にいくつか建物が見える。炭砿住宅や寮の跡とのこと。かつては商店街もあり賑わっていたことなど全く想像できない景色だ。

立坑をまさに”体で体験”した後は、築別坑に残る炭鉱住宅を見学。ドラマ「幸せの黄色いハンカチ」のロケで使われたそうだ。何ともうら寂しい光景。

炭砿跡の魅力は何か尋ねたところ、複数の人から”廃墟スタルジー”だという答えが返ってきた。いずれにしても炭砿の歴史や時代背景など学習してから見学するのがお勧めだ。

配布された資料の中に北海道新聞の記事が掲載されていた。その中に「北海道は資本主義の巨大な実験場だった」という言葉があった。

巨大な資金、労働力が石炭産業に一極集中して、わずか30年で引き上げて行った。かつてのニシン産業の盛衰同様に。そして現代、国境を取り払って益々巨大化した資本は、どこへ集中しようとしているのだろうか。

羽幌炭坑は確かに1つの実験結果だ。廃墟はノスタルジーだけではなく、これからの未来へのメッセージをも発信している。


「産業遺産・羽幌炭坑跡を巡る」ツアーはコチラから申込・参加出来ます↓
『るもい体験Navi』

2011.11.14 | | Comments(0) | Trackback(0) | 未分類

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Author:つちばく
札幌市在住でなぜか「江別」好き。友達は殆ど江別、そして農家・・・

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