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本番はこれから!東野幌『田井ファーム』

「天高く、馬肥ゆる・・・」といかないこの秋。ホント、天気悪いです!

江別の直売所も漬け物用野菜売り場の賑わい以外は、徐々に終息に向かっている。

そんな折、「まだまだこれから!」という畑が東野幌にある。”野菜作りプロフェッショナル”=田井浩さんの畑である。

10年程前までコメ作中心だった『田井ファーム』。減反政策の影響で周辺農家もどんどん畑作へと転換していく中、「皆が同じ野菜を作ったらどうにもならない!」と、まだまだ珍しかった西洋野菜の栽培に目をつけた。

「恐らく江別の直売所にロマネスコを一番最初に出したのはうちだと思います。」

そのロマネスコが反響を呼び、他の西洋野菜の栽培を依頼されるようにもなった。田井さんは未知の野菜づくりに挑戦するにあたり、ホンモノを見に生産地に足を運ぶ。今では毎年アメリカに直接種の購入に訪れているそうだ。

ともかく栽培方法から食べ方まで知識豊富。軽やかな語り口で次々と飛び出すお話は尽きない。
       江別・東野幌『田井ファーム』田井浩さんとタケノコ白菜 江別・東野幌『田井ファーム』田井浩さんとリーキ


まだまだこれから・・・という畑を案内して頂いた。最初に田井さんが手にしたのは「たけのこ白菜」と呼ばれる細長い白菜。白い部分が多くしまった格好からわかるように、生で食べるとシャキシャキと、煮物にしても煮崩れないそうだ。特に芯の部分の甘さがたまらないとか。

続いてはリーキ。こちらは1年物。実はこのまま越冬して翌年収穫の2年物になると倍くらいの太さになるそうだ。特に雪融け直後に掘り出した越冬リーキは、それは美味しいそう。
       江別・東野幌『田井ファーム』セロリラブ 江別・東野幌『田井ファーム』黒キャベツ
セロリラブは今年ちょっと小ぶり。人気なのでずっと作っているが、田井さんご自身はあまり食べないとか。こちらを購入したのだが、香り味とも濃厚だった!

こちらは黒キャベツ、カーボロネロ。つち好物のイタリア番おかゆ(?)「リボリータ」には欠かせない食材なのだが、田井さんの取引先にはいま一つ不人気らしい。。。
       江別・東野幌『田井ファーム』金美人参 江別・東野幌『田井ファーム』アマリロ人参
糖度14度という驚異のニンジンをも作る田井さん。ニンジンの種類も豊富だ。黄ニンジンはずんぐり型が中国系の「金美」。細長いのはアメリカで種子を手に入れた「アマリロ」。どちらもニンジン臭さがあまりなく食べやすかった。
       江別・東野幌『田井ファーム』紫人参 江別・東野幌『田井ファーム』紫人参の花
紫は名前「?」。ところでニンジンの花も咲き誇っていたのだが、紫ニンジンの花はやはり紫なのね・・・
花に鼻を近付けてみると、紫ニンジンのあの、ちょっとサツマイモにも似た泥臭くも甘い香がする。匂いも一緒!ちょっと仏壇の香りにも似ている?

さて、田井さんが「まだまだこれから本番」といっていたのは、以上のことではない。実はこの先の畑のことなのだ。しかし、ここからはカメラ撮影禁止。そして訪ねた翌日からは立ち入り禁止となっているそうだ。

もちろん写真はないが、そこに広がっていたのは広大なチコリ畑。チコリと言ってもイタリア品種の「ラデッィキオ」と言われる珍しい品種。つちが目にしたのは最高級の「タルディーボ」とバラのような美しい「カステルフランコ」

・・・といっても、これから特殊な方法で軟白しなければ売り物にはならない。その極秘の軟白処理がこれから徐々に始まるという訳だ。予定では11月末から本格的に開始、カステルフランコは4~5日間、晩成のタルディーボは2~3週間の間軟白する。タルディーボに関しては、ちょうどクリスマス時期の収穫になりそう。

本国イタリアの「ラディッキオ・ディ・トレヴィーゾ・タルディーヴォ」IGP(保護指定地域表示)指定で、トレヴィーゾ地方で採れたものだけがこう名乗れる。現地でも大変珍重されるそうだ。何しろ栽培には大変な手間を要する。畑で霜に何度か当たったものを、冬でも12℃前後を保つ湧水に漬けておくと、紅白の美しい新芽が現れる。その新芽だけを食すのだ。

もちろんトレヴィーゾ地方ではないここ野幌では、独自の方法で軟白するしかない。その方法はもちろん企業秘密。田井さんは1万2千株のタルデーボ収穫を目指している。

その他、同じくチコリ系のプンタレッラや、カブの花芽を食べるチーマ・ディ・ラーパ以前ご紹介!プーリア州名物オレキエッテに欠かせない野菜)、アーティチョークエシャロットなど、西洋野菜の宝庫である。

プンタレッラを分けて頂き、ローマ名物と言われるアンチョビとニンニクのサラダに挑戦した。細かく裂いてアクを抜くため3時間ほど水に放つ。ザルに上げて水を切ると、”苦い”と言われるその味に反して、リンゴのような甘いフルーティーな香りが鼻をくすぐる。シャキシャキとした歯応えと、この爽やかな香り、ちょっとのほろ苦みがいいバランス。バゲットとこれだけで、いいつまみになりそう。

田井さんの野菜は、基本的には仲買卸だが、 「のっぽろ野菜直売所」にもお目見えする。この日は、リーキ、エシャロットなどが並んでいた!是非探してみよう!

2011.10.30 | | Comments(0) | Trackback(0) | 江別

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Author:つちばく
札幌市在住でなぜか「江別」好き。友達は殆ど江別、そして農家・・・

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