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『ファーム・ヌーボー』 千歳・卵のワンダーランド

先日「千歳グリーンツーリズム連絡協議会」にお邪魔した折、入手した情報・・・

どら焼きバーガー、販売始めました。」

直売所「こ~まの里」でもお会いした、『沼山ファーム』沼山誠二さんが経営するスイーツ店『ファーム・ヌーボー』の新商品だ。

どら焼きと言えば間に餡を挟んで、確かにバーガーのようだが、あえて「どら焼きバーガー」と称するのはいかなることか。百聞は一見にしかず、現場へと足を運んだ。

顔と声は穏やかだが、1か所に10分と留まることはないのでは・・・と言う位精力的に動き回っている沼山社長に、無理を言って10分間お付き合い頂いた。
       千歳『ファームヌーボー』沼山誠二オーナー  千歳『ファームヌーボー』どら焼きバーガー パッケージ
顔を合わすなり出てきたのが、このパッケージ。これは、まさにバーガーの?さて、その中身は???


       千歳『ファームヌーボー』どら焼きバーガー 千歳『ファームヌーボー』どら焼きバーガー断面
「ぬゎんじゃ、こりゃあ!?!」・・・というのが素直な第一印象。

 どら焼き・・・バンズ
 プリン・・・チーズ
 抹茶の求肥・・・レタス
 スイートポテト・・・パテ
 クリーム・・・マヨネーズ

という、これはもう全く”想定外”な仕様だった。ツヤといい、しな垂れ加減といい、チーズになりきったプリンは”あっぱれ”だが、断面を見るとスイートポテトも何だか挽肉に見えてくるし、求肥も妙にレタスらしくリアリティがある。

食べるにはちょっとコツが必要で、なかなか一口に味の一体感を掴めないが、1つ1つがきちんと作られているから、結局単品毎においしく頂いた。しかし、なぜ”バーガー”?

「お客様に楽しんでもらえるように、遊び心です。」 こちらの商品は沼山社長自ら、パティシエにはない発想で開発したものだ。
       千歳『ファームヌーボー』アスタキサンチン入り卵「北斗物語」 千歳『ファームヌーボー』アスタキサンチン入り卵
ところで『沼山ファーム』は鶏卵の生産農場なので、当然『ファーム・ヌーボー』の主力商品は卵とその加工品。
漢方の麦飯石を飼料に混ぜた「麦飯石卵」の名は知るところだが、新たなラインナップを発見。

昨年から販売されている「北斗物語」は、アスタキサンチンを飼料に混ぜた卵。アスタキサンチンとは、エビ・カニや紅鮭に含まれる天然の赤い色素。抗酸化作用があるということで、化粧品など(松田聖子さんと中島みゆきさんのCMでお馴染み「アスタリフト」もその1つ)にも応用されている。

『沼山ファーム』では、飼料の自家配合により輸入トウモロコシに頼らない飼育に努めている。一般に卵1㎏を生産するのにトウモロコシ2㎏が必要だとされる。トウモロコシとして食べられるものを、わざわざ飼料として使うことはないと、沼山社長は様々なルートを開拓し、飼料米や小麦粉、麺クズ、ケール、エビ殻など食品加工残渣を集めているそうだ。現在自給率は50%ほど。勿論100%を目指している。

ところがだ。「自家配合していると、黄身の色がどんどん白くなってくるんですよ。」

確かに、配合飼料は白っぽいものが多い。消費者の嗜好に合わせて黄身を黄色くするため、飼料にパプリカの色素を混ぜるのはよく知られているが、かなりの量が必要だと言う。その点アスタキサンチンは少量で色付き、さらに抗酸化作用により鶏の健康状態や卵の栄養価の向上も期待される。さらに、

「味も濃くて、甘いんです。」

とのこと。それではと、珍しく真面目に「北斗物語」を含む3種の卵で、同条件の元にスポンジを焼いてみた。結果はあきらかに「北斗物語」が甘みを強く感じ、まるでカステラのような濃厚な味わい。繊細なお菓子には合わないかも知れないが、卵黄のコクを生かす料理にはもってこいではないだろうか。ちなみに「どら焼きバーガー」のどら焼きは、この「北斗物語」を使っている。

ついでに「麦飯石卵」のスポンジは、一番しっとりして口に入れるとクリーミーに融けるような食感だった。プリンに最適かもしれない。

それにしても卵の世界はワンダーランドだ。スポンジの焼き上がり1つにもこんなに違いがあるとは、今まで意識していなかった。

次々とクリエイティブな卵を産み出しながら、沼山社長はしっかり足元を見据えたヴィジョンを描いている。現在2万羽にまで縮小してきた規模を、1万羽にして100%国内で飼料を調達し、機能性のある卵を加工してさらに付加価値を付けていくこと。そして現在もウィンナーやもつ煮込みなどに商品化されているが、廃鶏にも付加価値をつけて流通させること。こうしたビジネスモデルを自ら築いたら、次世代にそれを引き継いで行きたいそうだ。

「早くゆっくりしたい!」と訴えながらも、目下加工品の開発に余念のない様子。

「今年の夏には冷たい”餃子プリン”を出します。それと雑穀の栽培もしているので、それを使ったパンも作る予定です。『こ~まの里』にある色々なジャムと合わせて販売したいと思っています。」

「どら焼きバーガー」の次は「餃子プリン」?

まさに『ファーム・ヌーボー』は卵のワンダーランドだ。


『ファーム・ヌーボー』

千歳市長都駅前4-8-4
TEL: 0123-27-6202

営業時間 11:00~17:30(月曜定休)

★「どら焼きバーガー」は420円で販売中!(バーガーなみにボリュームあります!)

2011.04.08 | | Comments(2) | Trackback(0) | 出張報告!

コメント

これはっ!

楽しい◎^∇^◎!
まさに「遊び心」がそのまんまカタチになった、という作品ですね…!♪
単にバーガーにそっくり、というだけではなく、カワイイというか明るいというか、何とも愛嬌のあるルックスになっていますよね。
思わずニッコリしてしまいます。

フェイク・チーズ(?)のプリンには本当にビックリ!食べてみたいなあ…!
餃子プリン(万人をギョッとさせるネーミング)のお目見えも待ち遠しいです!

2011-04-15 金 10:53:15 | URL | さざぴ #d819E29w [ 編集]

さざぴさま

プリンのチーズなりきりもビックリですが、求肥のレタスも妙に生々しく・・・驚きです。

かなりのボリュームで、ビックマック並みでしょうか!

卵で人を楽しませるワンダーランド、これからもおもしろいものが生まれそうです!

2011-04-15 金 16:04:28 | URL | つち #- [ 編集]

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Author:つちばく
札幌市在住でなぜか「江別」好き。友達は殆ど江別、そして農家・・・

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