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想像をはるかに超えたキクイモの世界

東京報告のつづき・・・と言っても、はるばるやってきたのは埼玉県は「さいたま副都心駅」。お隣の県とは言え結構遠い。。。

ここでとある方とお会いする約束があるのだ。その方とは・・・

『彩の国キクイモ研究会』新井正男会長

”彩の国”とは埼玉の愛称。その県庁所在地=さいたま市で、かの”キクイモ”が特産品として育てられようとしているのだ。(ちなみに”さいたま市”は人口約121万人。政令指定都市で全国で9番目に人口の多い市である。)

新井会長とは初対面であるが、このブログを通してもう1年も前から”お付き合い”がある。というのも千歳のドン=中村由美子さんが掘ったキクイモをさいたま市に送った経緯があるのだ。
       『彩の国キクイモ研究会』新井正男会長とキクイモ 『リストランテ カテリーナ カステッロ』菊芋ラスク


新井会長に案内され向かった先は、『リストランテ カテリーナ カステッロ』といイタリアンレストラン。店の前で会長がふと足を止め、街路樹の根本の枯れかけた雑草に手を伸ばす。

「場所が悪いから、あまり状態が良くないですが・・・」

とよく見ればこれがそのキクイモである。雑草・・・と言えばそもそも雑草なのだが、こちらは店の前にわざわざ植えたもの。その徹底ぶりには驚きである。

しかしこれはまだまだ序の口であった。店先に掲げられたメニューの”キクイモコース”なる文字を横目でちらりと確認しながら中へと入る。

すぐに目に留まったのはカウンターに並べられたキクイモ加工品。「菊芋ラスク」とは!?
       『リストランテ カテリーナ カステッロ』菊芋ハーブティ 『リストランテ カテリーナ カステッロ』菊芋ハーブティ2
席に着くと最初に出されたのが「菊芋ハーブティ」。何とキクイモの葉を乾燥させてお茶にしたという。葉を利用することなど全く発想外であったが、ヤーコン茶があるのだから確かにキクイモ茶があって不思議はない。

一体どんな味かと思ったら、要するにキクイモの味である。ちゃんとあの”ゴボウ様”の香りと甘みがある。全く青臭くも薬草臭くもなく、何となく懐かしさと親しみを覚える味である。
       キクイモの葉を練りこんだパン キクイモパウダーのペースト
ハーブティに感心しきりのつちの前に、次なるサプライズが差し出された。「キクイモの葉を練りこんだパン」。今日のために特別に用意してくださったと言う。こちらは今残っている僅かな葉を採って、フレッシュのままパン生地に練り込んだそうだ。鮮やかなグリーンに目を見張る。これなら草餅もできそうだ。

これもしっかりキクイモの香りと味がするもんだから驚き!さらにこのパンにつけるようにと用意されたのが、新井会長が「キクイモハチミツ」と呼ぶ不思議なペースト。

確かにハチミツのようなトロミがあるが、舐めてみるとこれもキクイモ味。これはキクイモを粉にしてから水に溶いたものだと言う。全く味付けはしていないがすごく甘みを感じる。それにしてもキクイモがデンプン質なのがよくわかる代物である。オリーブオイルでのばしたら、なかなか味わい深いドレッシングになりそうだ。

(※キクイモにはデンプンがほとんど含まれていないそうだ。あのペーストの粘度はキクイモの主成分のイヌリンが水溶性繊維質でゲル化したもののよう。)
       キクイモの花のリキュール漬け キクイモのしば漬け
深淵なるキクイモワールドがまだまだ展開する。次は「キクイモの花のリキュール漬け」である。こちらの方は酒の飲めない当方にはどうにもコメントできないが、よくも考えついたものだ。

そして今人気の商品という「キクイモのしば漬け」。こちらはキクイモの味より食感を楽しめる。
       『リストランテ カテリーナ カステッロ』キクイモパスタ 『リストランテ カテリーナ カステッロ』キクイモの葉のアイスと花のアイス
ここでやっと『リストランテ カテリーナ カステッロ』のメニューである。お願いしたのは「キクイモパスタ」。こちらはキクイモが低カロリーであることから女性に人気のようだ。キクイモのサクサクとした食感がよく、未知の食べ物への抵抗を感じさせないさっぱり味に仕上がっている。

そして一番美味しかったのはデザートに登場した「キクイモの2色アイス」。2色というのは、緑がキクイモの葉のアイス、白がキクイモの花のアイスである。口当たりは微妙に違うのだが、どちらもホクホクとしたキクイモの食感を感じるから不思議である。
       赤キクイモとフランスのキクイモ 『彩の国キクイモ研究会』新井正男会長
ここまでやるのだから本気も本気である。新井会長のお話では、今後3年間に地元での安定栽培、加工品のラインナップ、地元飲食店でのメニュー開発を進めるとのこと。

そもそもさいたま市の特産品に”キクイモ”を選んだのは、栽培に手がかからないことと、その薬効が期待されているからとのこと。

しかもその薬効、ある研究者は”赤キクイモ”に特に期待されると指摘しているとか。

新井会長が2つのキクイモを見せてくれた。1つは”赤キクイモ”、そしてもう1つはフランスから取り寄せたという、こちらは白いキクイモである。双方を生のままカットして味比べしてみた。赤い方はお馴染みのあの”ゴボウ様”の香りと味。フランス産の方はどちらかと言うとヤーコンに近く、甘みは強いがちょっと舌に刺激を感じる。つちは全く別物に感じた。

個人的にはキクイモは体にいいからではなく、美味しいと思っているので好きである。もちろん野良生えしている”赤キクイモ”の方である。

北海道はこの”赤キクイモ”の宝庫である。さいたまに刺激され、今年はキクイモをもっと愛好してみようと思ったのだった。

2011.02.05 | | Comments(8) | Trackback(0) | 出張報告!

コメント

あらら~~~

葉っぱのお茶までは考えていたけど、花を使うとか葉をパンやアイスに~とは考え塚菜kったわ。
葉の粉末なら簡単に行けそうね。
花は霜が遅いとかなり咲くと思うけど、早い霜だとみないうちに終わるのよ。
今年は少し入り色試してみましょうか?

2011-02-05 土 22:49:17 | URL | yumico #MBN2DyBI [ 編集]

Yumicoさま

私が一番驚いたのは、戦前生まれの保守的な両親が、炒めたキクイモを美味しいと言ったことでした!

ちなみに両親は戦時中に食べた経験はないそうです。

葉っぱも天ぷらにしたらおいしそう。

春キクイモに期待してます!

2011-02-06 日 15:52:53 | URL | つち #- [ 編集]

菊芋認知

菊芋娘CD2月中旬発売決まりました。
作詞、作曲はさいたま観光大使あらい太朗、バックコーラスは新井正男とお友達です。

2011-02-07 月 23:10:12 | URL | 新井正男 #- [ 編集]

徹底ぶりに感嘆!

お店の前の街路樹の根本に、なにげに生えて(植えられて)いる雑草?の正体が…実はキクイモ!
という導入部にまず驚かされ、あれよあれよというまに魅惑のキクイモワールドに引きこまれてゆく感じでした。
その徹底ぶり、普及をめざす新井会長の情熱に、拍手を送りたい気持ちです。

今流行りのラスクも、キクイモ&きびざらめ使用となると、すごくヘルシーな感じがしますね!
葉のアイスのグリーン、パンもそうですが抹茶とはまた違う色合いで、とても綺麗だなぁ♪と思いました。
葉も使えて、しかも味や香りがちゃんと「キクイモしている」というのが面白いですよね…!
大袈裟でなく、バリエーションは無限大じゃないでしょうか。

さいたま市に足を運ぶ機会があったら、キクイモの加工品やお料理、ぜひ味わってみたいなぁと思いました…!♪

2011-02-10 木 00:13:00 | URL | さざぴ #d819E29w [ 編集]

新井さま

CD発売おめでとうございます。

こちらでは春のキクイモ掘り賛同者を募っております。

キクイモワールドが広がるといいですね。

楽しみです。

2011-02-10 木 11:17:15 | URL | つち #- [ 編集]

さざぴさま

そうなんです。。。私もここまでとは想像もしませんでした!

キクイモ、美味しくないと言う人が大半なんですが、私は好きなんですよね。

豚のエサとして輸入されたのが日本でのキクイモの歴史のスタートらしいんですが、そういう味覚・・・ということでしょうか?

ちょっとこれからキクイモというキーワード、気にしてみてくださいね。

2011-02-10 木 11:28:16 | URL | つち #- [ 編集]

菊芋収穫

さいたま市の種芋を土壌のよい茨城県坂東市で栽培しました。12日に収穫をする予定でしたが雪のため中止になりました。
菊芋認知度を上げるため知人に掘った菊芋をプレゼントします。主婦から菊芋のレシピを
たくさん教わりました。国際クッキング内堀先生にレシピとカロリー計算をお願いしました。

2011-02-13 日 19:01:48 | URL | 新井正男 #fynrwCl2 [ 編集]

新井さま

恐らく国内(世界)で唯一のキクイモレシピ集の誕生でしょうか?
発刊されたら是非手に入れたいです。

さいたま中の家庭菜園にキクイモが植えられたら面白いですね。
楽しみです。

2011-02-15 火 16:04:15 | URL | つち #- [ 編集]

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Author:つちばく
札幌市在住でなぜか「江別」好き。友達は殆ど江別、そして農家・・・

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