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『Sanchos Jam』を3倍楽しむ会

12月12日(日)今年も残すところ3週間を切ったこの日、滝川発デザイナーズジャム=『Sanchos Jam』オクノ サオリ氏と、ご主人で『寿司本おくの』の若旦那、奥野恒康氏のお二人との夢の会食が実現した。

その夢とは、今年7月に当別『フレンドリーファーム』で行った『Sanchos Jam』の出張LIVE”ジャムづくりの時の「ハスカップ+カルヴァドス」ジャムを、ヴォルネーと共に味わうというもの。

この繁忙期に”ワインとジャムの持ち込み”というな要望を呑んでスペシャルなコースを組んでくださったのは、かの札幌フレンチの名店『ラ・サンテ』だ。
       札幌フレンチ『ラ・サンテ』にて『Sanchos Jam』ハスカップ+カルヴァドス 札幌フレンチ『ラ・サンテ』にて『Sanchos Jam』ハスカップ+カルヴァドスとヴォルネー


ヴォルネーとともにマダムに預けたハスカップジャムが小皿に盛られ登場した。タフタのような重厚な色合いと煌びやかな光りが、まさにワインを呼んでいる。ジャムをほんの少し舌に馴染ませて、ヴォルネーのグラスに顔をうずめる。その瞬間2つの香りが一直線上にピーンと並ぶ。待っていた瞬間だ。
       札幌フレンチ『ラ・サンテ』「カスベとポロネギのゼリー寄せ」 札幌フレンチ『ラ・サンテ』「サロマ産牡蠣とマッシュルームのフラン」
『ラ・サンテ』のスペシャルコースも滑らかにスタートした。最初の一皿は「カスベとポロネギのゼリー寄せ」。ポロネギの白と緑のコントラストがチャーミング。 しっかりと繊維の形状を残してそびえ立っているが、フォークを入れるとカスベ同様とろけるような柔らかさだ。

二番手は「サロマ産牡蠣とマッシュルームのフラン」。これはきっと・・・ミルクでお腹の膨れた牡蠣の赤ちゃんが、マッシュルームフランのベッドで羽根布団にくるまれスヤスヤ寝ているイメージ・・・とは考え過ぎかもしれないが、これは安らかな幸せの象徴のようなおいしさだった!
       札幌フレンチ『ラ・サンテ』「真ダチのムニエル 江別・伊藤さんのおぼろづきのリゾット添え」 札幌フレンチ『ラ・サンテ』「足寄・石田めん羊牧場の羊肉のタジン」
3番手に登場したのが「真ダチのムニエル 江別・伊藤さんのおぼろづきのリゾット添え」。ここで期せずして江別・豊幌『伊藤農園』のおぼろづきが出演することになったのだ。

しかもこのリゾット、最近何かとお目にかかることの多い”丸麦”入り。粘りの強いはずのおぼろづきだが、粒の食感をしっかり残し丸麦とのバランスも絶妙。『ラ・サンテ』のリゾットはイタリアン”アルデンテ”とも違う、さらっと感とトロミの両方を味わえる独特な食感。真ダチも表面はカリッと中はクリーミーで、何段階にも味わいを楽しめる一皿だ。

優しく繊細な味が続いた後、次に登場したのはスパイシーな「足寄・石田めん羊牧場の羊肉のタジン」。夏に頂いた「羊と夏野菜のクスクス」の時同様、一鍋で肩肉、舌、ソーセージと羊肉3種が楽しめる。野菜の美味しい夏もいいが、寒い冬にグツグツ音を立てるタジン鍋は最高のもてなしだ。
       札幌フレンチ『ラ・サンテ』「白糠産・エゾシカとフォアグラのパイ包み焼き 江別・伊藤さんの冬野菜添え」 札幌フレンチ『ラ・サンテ』「 江別・伊藤さんの冬野菜添え」
もはやタジン鍋で〆と思い込んでいたところへ、本締めが登場。「白糠産・エゾシカとフォアグラのパイ包み焼き」 。スゴイ!パイに包まれたエゾシカ団子からはジュワーッとシカ出汁が溢れ出す。こんな風にエゾシカを味わったのは初めてだが、肉の甘みを最も感じた。

しかもそれだけではない、こちらには 「江別・伊藤さんの冬野菜」が添えられるのだ。エゾシカ団子を一口、二口パクついたところへ、スキレットの上でジュージュー焼かれた”伊藤聖子さんの野菜”が届けられる。赤カブ、ビート・キオッジャ、芽キャベツ、プチヴェール。数少ないこの時期の収穫野菜でも、こんなに鮮やかな彩を添えてくれる。味の個性も鮮明だ。中でもビート・キオッジャのほろ苦味と酸味と甘味の混沌は際立って印象深い。聖子さんの野菜は『ラ・サンテ』のクリスマスディナーにも登場するようだ。
       札幌フレンチ『ラ・サンテ』「ほんのり塩味のプリンとメープルシロップのアイスクリーム」 札幌フレンチ『ラ・サンテ』にて『Sanchos Jam』のオクノ サオリ氏と『寿司本おくの』奥野恒康氏
デザートは「ほんのり塩味のプリンとメープルシロップのアイスクリーム」で再び優しい味わいにほっと一息。マダムオリジナルブレンドのアニス、フェンネル、クミンシードのハーブティーですっきりと終える。

肝心のヴォルネーの方は、繊細な味から野性味に至るまでしっかり寄り添い抱擁してくれた。『Sanchos Jam』やお料理をより輝かせてくれる偉大なるジェントルマンといった風格のワインだ。

まさに今宵、『Sanchos Jam』とヴォルネー、『ラ・サンテ』のディナーに、江別『伊藤農園』の野菜と、大物揃いの舞台を観たようだ。オクノ夫妻も終始「おいしい、おいしい!」と上機嫌。(当ブログにてサオリ氏の横顔、初登場!) これからの夢について話は尽きなかった。

来月は『Sanchos Jam』史上最大の苦心作「アロニア」が発売になる。アロニアのどうにもし難いあの渋味とボソボソ感を克服し、華やかな香りを生かすために、半年~1年の試行錯誤を重ねたそうだ。これは食べ逃さないようにしなければ。

いつの日か、『Sanchos Jam』と『寿司本おくの』と、ご実家の農園が一つになった世界が滝川に出没するのを楽しみにしている。もうサオリ氏の頭のなかにはデザインされているようだった!


『Sanchos Jam』の購入は・・・http://sanchos-jam.com/で!

2010.12.14 | | Comments(2) | Trackback(0) | 江別

コメント

煌めきのコラボ♪

今回の記事は…タイトルからして、ただ事ではないぞ!とワクワク♪しつつ読ませていただきましたが…
本当にただ事ではなかった!!
(゜o゜)

美しい写真と、伝えたい!という熱い気持ちの伝わる文章で、その場に同席しているかのような楽しさを味わわせていただきました。

Sanchos流ジャムと『ラ・サンテ』のお料理、どちらも思わず見惚れてしまうほど煌びやか。
けれどそれは、お化粧や装飾品で飾りたてた女性のキラキラ感ではなく、
持って生まれた素顔そのものの魅力で癒してくれる娘さんのようなまぶしさ。
そうして、その煌めきを何倍にも高めてくれるのが、優しくて包容力のある紳士ヴォルネー。…というイメージかな?
うーん、何とも素敵なカップリングです!
(#^.^#)

今回も読みごたえのある記事をありがとう、つちさん。
『Sanchos Jam』とオクノ夫妻のますますのご活躍、ご発展をお祈りいたしております。

2010-12-16 木 08:52:39 | URL | さざぴ #d819E29w [ 編集]

さざぴさま

さざぴさまのコメントも煌めいてましたよ!

『Sanchos Jam』の煌めきは、ずーっと鍋底をヘラでかき混ぜながら、つきっきりで煮詰めて行き、ある瞬間の変化を見極めて火から下ろす、それによって得られるものなんですよー。

これはオクノ氏の経験でしかわからないワザです。

ジャムに美を感じる・・・そんな感性ってステキですよね。

2010-12-17 金 16:27:50 | URL | つち #- [ 編集]

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Author:つちばく
札幌市在住でなぜか「江別」好き。友達は殆ど江別、そして農家・・・

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