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室蘭で見つけたイタリア~その昼

室蘭イタンキ浜 室蘭『エレガ館』1
海! 季節外れの海へとやって来た!室蘭イタンキ浜。もちろんこの時期「誰もいない海」なのだが、いっぱいの陽射しをバックに、「まだまだいけるよ!」と言わんばかり、しきりに白い波しぶきを立てて挑発してくる。この先は太平洋だ。

9月25日(土)室蘭にいた。周囲から「なぜ室蘭?」と言われてしまう、悲しき室蘭。しかし、それは「鉄の街、室蘭」が繁栄を極めた時代から眺めてしまうからだろう。しかし呑気な旅行者にはとても居心地のよい場所であった。

実のところ目的は”建物”を見るため。7月に「小樽古建築ツアー」でお世話になった北海道大学大学院工学研究院の角幸博教授の著書「道南・道央の建築探訪」「設計者:佐藤功一」の名を発見して、おやっと思ったのである。

佐藤功一は、日比谷公会堂や早稲田大学大隈講堂などを設計した建築家。それがなぜポツンと室蘭に、それもかつて新日鉄の社員倶楽部だった「中島会館」を手掛けることになったのだろう?この疑問が尾を引いて、どうしても実物を見てみたくなった。まだ残っているうちに・・・

そして目の当たりにした実物は、昭和15年完成当時の面影は(構造以外)全く残っていなかった。平成元年に大改修を経て「花と工芸の館エレガ」として再スタートし、現在は道新文化センターとレストランが入っている。

何か見てはいけないものを見たような寂しさを覚えながら、それでもせっかくだからとそのレストラン=リストランテ『カリーナ』に入ってみることにした。


       室蘭リストランテ『カリーナ』店内 室蘭リストランテ『カリーナ』ピッツア窯
中に入ると”意外にも”明るく活気のある雰囲気。”意外”と感じたのは、建物外観に覚えた寂しさを勝手にも店のイメージに重ねていたためだった。

解放感のある店内に入った途端、左手奥にあったピザ焼き窯が目に付いた。席に案内されてもなおジロジロと眺めていると、「当店自慢の石窯ピッツア、モチモチとした食感で美味しいですよ」とオーナーがうまく後押ししてくれた。これで決まりだ。しかも数あるピッツァの中から何にしようかとメニューに目を落とすやいなや、「マルゲリータ、一番人気です。トマトソースとモツァレラ、フレッシュバジルでおいしいです。」とリズミカルに歌いあげる。「では、それで。」と全てを任せることにした。
       室蘭リストランテ『カリーナ』ピッツア成形の様子 室蘭リストランテ『カリーナ』ピッツア用小麦粉
程なく、ピッツァ生地を持った職人さんが石窯の前に登場。目の前でピッツァ生地が面白いように伸びていく。生のままでもおいしそう。期待が膨らむ。

こちらではイタリアの小麦粉を使っているそうだ。道産小麦がもてはやされる中、かえってそれが珍しく感じられる。
       室蘭リストランテ『カリーナ』ピッツア 室蘭リストランテ『カリーナ』ワインセラー
焼きあがったピッツアの王様、いや王妃「マルゲリータ」。モチモチはモチロンだが、イタリア産小麦粉の独特の香りが楽しめて、これは具がシンプルなほどいいと納得。全権委任は正解だった。

先ほどの心寒さはいつの間にか忘れ、すっかりいい気分になっていると、連れが何やらそわそわしている。どうやら入口横にあるワイン部屋が見たくて仕方ないようだ。オーナーに頼むと、即座に快く案内してくれた。

ここから先は下戸のつちには全く理解できないのだが、連れとオーナーの間でしばしワイン談義が盛り上がっていた。

オーナーの河澄邦和さんは、ワインの買付のためイタリアを頻繁に訪れているそうだ。値段の付かないお宝物のワインを見せてもらっているうちに、話は何故か今晩のワイン選びに変わっていた。

かくして我々は、この日3時間半後に再びこの建物を訪れることになったのである。つづく・・・ 

2010.10.01 | | Comments(0) | Trackback(0) | 江別

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Author:つちばく
札幌市在住でなぜか「江別」好き。友達は殆ど江別、そして農家・・・

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