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江別『野々川農園』のカボチャを食べるべし

9月14日(火)現在、江別は先週から始まった稲刈りが終盤を迎えつつある。昨年より10日以上早いスタートで、今年は9月中に新米が食べられる見通しだ。

その2か月前の7月初旬、江別・豊幌『野々川農園』を初めて訪れた。

『野々川農園』は、江別でも先陣切って本格的な野菜栽培に取り組んだ有名な農家。他の農家さんからも「野菜のことなら野々川さんに・・・」というフレーズをしばしば聞いていた。然して今回は遅すぎる訪問である。
       江別・豊幌『野々川農場』圃場1 江別・豊幌『野々川農場』の粘土土壌
畑は石狩川のすぐ縁にあった。まだ本格的な収穫期を迎える前の圃場は、柔らかな、やわらか~な・・・雑草で覆われていた! あ、あれぇ~ッ?

「わぁ~、こんなトコ、撮るの?」

野々川和子さんが不本意そうに嘆き声をあげる。折しも家族総出で、身を屈めながらの雑草採りの最中だった。


野々川さんの思いを余所に、勝手ながら大規模で”機械的”にやっているイメージを抱いていたつちは、この大らかな光景にホッとしていたのだった。

この辺りは川渕ならではの変化に富む土質だが、基本的に粘土。特に粘りの強い土壌が、乾燥すると大きく硬い塊になって、雑草を抜くだけでも一苦労だ。
       江別・豊幌『野々川農場』圃場2 江別・豊幌『野々川農場』のかぼちゃ
今回訪問したのは、他の農家さんが「野々川さんのには敵わない」と口を揃えるカボチャを確保するためである。昨年その噂は本当かと、いくつかの農場のものと食べ比べてみたのだが、確かにその通りの結果となったのだ。

そのお目当ては、青々と茂る葉の陰にまだ若いがしっかりと実を結んでいた。こんな若いうちから唾をつけておくとは大袈裟なようだが、そうも言っていられないのである。昨年ものんびりしていたら、残り僅かでうっかり買い損ねるところだった。

そんな人気のカボチャだが、実は野々川和子さんが嫁いできて最初に取り組んだ野菜なのである。それが評判を呼んで、野菜栽培を本格化させるきっかけになった。カボチャは野々川さんにとって看板野菜なのである。

なぜ野々川さんのカボチャは美味しいのか・・・こんな安直な問いかけに、”別に特別なことはしていない。土の違い?”と案の定、和子さんは困ったように答えた。

たとえ例の扱いにくい粘土が美味しさを育んだ揺りかごだとしても、その土に働きかける日々の積み重ねや、田んぼだった場所に最初にカボチャを植えたチャレンジ精神があってのことだ。
       野々川さんの平岡直売所 野々川さん平岡直売所 2tr
さて、2か月後の9月8日(水)確保しておいたはずの”野々川カボチャ”を買いに、平岡にある直売所「野々さんのやさい畑」に出かけた。

教えられた住所の辺りを車で周ってみたが見当たらない。不安になりかけたところで、妙な人だかりが目に付いた。よく見るとその奥に小さなビニールハウスと「野々さんのやさい畑」の看板を発見した。

販売開始は午後1時。まだ10分ほど前だが、すでに待ち兼ねた客の列がカゴを片手に文字通り首を伸ばしている。どうやら野々川さんの登場は時間ギリギリのようだ。

開店というか、野々川さんのトラック到着・荷卸しと同時にカゴというカゴがいっぱいになり、コンテナは空になる。あっという間に”買い物”は終了して、狭いハウスの中には会計待ちの列がお行儀よく出来ていた。
       野々川さんの平岡直売所にて 野々川夫妻 野々川さんのかぼちゃ
あらぁ~、カボチャは・・・と、危ないところで最後に残った「みやこ」「ロロン」を拾い上げる。そしてもう1つ個人的に好みの「味平」は? 「取ってあるよ。」と野々川さんがトラックの荷台から「味平」を持ってきてくれた。今年は同じ『野々川農園』の3種類のカボチャを食べ比べてみるつもりなのだ。

他のお客さんも各々何かしら”取り置き”している様子だ。殆どがお馴染みさんで、野々川さんの野菜で生きていると言ってもいいくらい大量買いしていた。

畑で会った時はもの静かだった野々川さんのご主人も、お客さんに冗談を飛ばしたりして活き活きしている。たぶんこの活力が畑に注がれて美味しさに貢献しているのではないか。

ところで購入した3種類のカボチャは、写真を撮るのを忘れてさっさとカットしてしまったのだが、しっかりと食べ比べしてみた。

驚いたのはラグビーボール型のカボチャ、「ロロン」の美味しさ。実は昨年他のいくつかの農家から購入して食べたのだが、個人的にも、また周辺でも評価は低かったのだ。しかし”野々川ロロン”は、甘い上に果肉が密で、皮の淵まで綺麗な深いオレンジをしている。さすがは『野々川農園』育ちだ。

個人的には、甘すぎず野菜としての”カボチャ臭さ”がある「味平」が好みだけれど。

それにしても直売所の様子を見たら、やはりカボチャを”青田買い”しておいたのは大袈裟ではなかったと確信した。

何はともあれ『野々川農園』を語るなら、まずはカボチャを食べるべしだ。



野々さんのやさい畑

札幌市清田区平岡9条1丁目(テニスクラブの駐車場脇)

毎週水・日曜の13時~なくなり次第

2010.09.14 | | Comments(0) | Trackback(0) | 江別

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Author:つちばく
札幌市在住でなぜか「江別」好き。友達は殆ど江別、そして農家・・・

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