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宮崎からの手紙

7月31日(土) 宮崎からハガキが届いた。

見慣れぬ字体、見知らぬ名前・・・一瞬顔をしかめ、一瞬で謎が解けた。思わず「あっ!」と声を上げた。

今年5月、口蹄疫の被害が広がる中、何かできないかと微力ながら宮崎和牛を江別の皆さんと共同購入した。

支援なんて大層なものではなく、何か自分の中で他人事と思えない衝動に駆られてやったこと。

しかし、肉の旨さは圧倒的だった。共同購入した皆さんはもちろん、5月29日に行われた「ファーム in 江別 vol.1」では、江別フレンチ『シェ・キノ』木下淳シェフが心を込めて焼き上げた「宮崎黒毛和牛のローストビーフ」を、多くの出席者が味わった。

その感激と感謝を伝えるべく、再び衝動に駆られ、生産者履歴上の子牛生産者さんへ手紙を出したのだ。

7月27日(火)、宮崎県は口蹄疫の防疫のための家畜の移動・搬出制限を全区域で解除した。その日を待って返信してくれたのであろう。

71歳で、2haの農地に20頭の和牛を飼い、たった1人で生活していると言う。跡を継ぐ人はいないのだろう。それでも震える手でペンを紙に押し付けるように強く、

「私達は国に、みなさんに、迷惑をかけました。これからは宮崎県全体で、安心・安全な畜産をめざします。」

と書かれていた。あれだけの素晴らしい和牛を生産するまでに費やされた人生と、それに裏付けられた確固たるプライドを、この筆跡の中に読み取った。

一度宮崎にこの小さな和牛農家を訪ねよう。私が知りえない経験と知恵を持ったこの方に会いに行こう。

自分の人生は常にこうして食べ物を通じ、誰かの人生と交差して豊かになっていく。その実感を蘇らせてくれた、このご縁を大切にしたい。

2010.08.05 | | Comments(0) | Trackback(0) | 未分類

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Author:つちばく
札幌市在住でなぜか「江別」好き。友達は殆ど江別、そして農家・・・

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