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そばの収穫”伝統手法”体験~そして新そばを味わう!

体が痛い!

9月15日(火) 前夜に急遽メールでお声がかかった。何と懐かし、昨冬「エコクラフト」を指導してくれた「豊幌エコクラフトサークル」代表の澤田操先生である。

「今そば刈りをしています。一緒にそば刈りしてみませんか?」

とのメッセージ。澤田先生とは3月以来のご無沙汰、しかもそば刈りは未体験で一度やってみたいと思っていたこともあって、すぐに心を決めた。そばの手刈りは過酷な作業と度々噂で聞いていたので、虚弱な体に少々不安を抱えながらの参加である。
                江別『澤田農園』ソバの手刈り作業


今にも雨が降りそうな怪しげな空模様の下、作業はすでに朝8時から始まっていた。そこへカッパに長靴という万全ないでたちで参戦。後で考えるとこれが体を痛くする要因だった。

操先生の他、同じくエコクラフトサークルの山口智津子先生も作業を手伝っていた。さっそくやり方を教わってカマで手刈りを開始。なかなかカマが思うように滑ってくれない。つちがソバにカマを当てると、なぜか切れる前に根ごと引っこ抜いてしまう。操先生、智津子先生に笑われ、「やりやすいようにやって!でも怪我しないように。昔からばあちゃんに、そば刈りで手を切ると指が曲がるって言われてるんだ。」と助言を頂いた。
       江別『澤田農園』ソバの天日干し 江別『澤田農園』ソバの実
蕎麦の茎は人間の腰丈ほどにまで伸びている。風で倒れているのを起こしながらカマで刈り、適当な束を作っては縄で縛り、それを4束ずつ穂を上にして立てていく。「島立」というやり方である。

よく見ると白い花の付いた穂が結構ある。刈り取りはこの状態で適期なのかと尋ねると、島立の間に何と茎の養分を吸ってこの花も追熟・結実するとのこと。そばの穂が真っ黒になるまでこうして島立の状態で置いておくのだそうだ。「手刈り・天日干し」の価値はここにあるようだ。全ての実が完熟して粉になる。その粉で打ったそばは独特の甘みがある・・・なるほど! 一方でまだ未熟な実の香りと鮮やかな緑色を楽しむ「早刈りそば」なるものも存在するそうだから、その是非は”そば通”の皆さんにお任せして、いずれにしても昔ながらの農家の知恵に感心したのだった。

さて先生方にどんどん追いて行かれながらも2時間ほど作業。すでにカッパの中は汗だく、腰に痛みが走って、長靴は錘のように感じられる。「そば刈りって大変ですね・・・」などと今更のように言うと、先生2人は「?」という表情。「そば刈りは全然大変じゃないよ。小豆に比べたら! あれは腰立たなくなるもんね。あの細かいのを集めて島立するんだから。しかも昔は5,6軒の農家を回ってみんなでやったのさ。」とのこと。ホント、自らの”なまっちょろさ”を反省した。
       江別『コロポックル山荘』2009年新そば 江別『コロポックル山荘』牡丹そばの実
お昼になり先生方が家に帰った段階で失礼して、この機会に先日”新そば”を始めた野幌原始林の秘境そば処『コロポックル山荘』へ。そば刈りで汗をかいた後の新そばとは・・・実に粋ではないか!

さっそくシンプルな”もり”を手繰ると、脳みそに浸みいるような透き通った味がする。”そば通”ではないが、このピュアな味わいはやはり新そばの醍醐味かななどと思う。今年はやはり長雨のせいで収量は少ないそうだが、品質は問題なしとのこと。

ところで五十嵐師匠は今年店の裏の畑で自ら「牡丹そば」を栽培したそうだ。先日収穫し、苦労しながら脱穀。この日製粉所へ持っていくというので見せてもらった。見事に完熟した大きな実が麻袋からのぞいている。ほんの少ししかないため店では出せないそうだが、普段味わっている「キタワセ」とどう違うのか、是非知りたいところである。

突然のお誘いを受けて、思いがけず”蕎麦三昧”の日を過ごすことができた。江別で過ごす、何ということもないようで豊かな1日だ。


☆江別『澤田農園』のそば粉は豊幌「そば工房風遊」の手打ちそば、江別フレンチ『シェキノ』のそば粉の「江別ガレット」に使われている!

個人で購入ご希望の方、先着何名様かの限定量になるが販売してくれるそうなので、是非ご連絡を!
(ちなみに、つちが手刈りを手伝った今年のそばは10月末頃に新粉になるとのこと)

『澤田農園』  TEL011-384-6577

2009.09.16 | | Comments(2) | Trackback(0) | 江別

コメント

おひさです~♪

つちさん!またまた貴重な体験をなさいましたね…!
うーん、そば刈りの後で新そばをたぐるなんて本当にオツなものですねぇ♪
しかし美味を供給するということは、つくづく大変なことなんだなあ…と再認識。

当方もそば通にはあらねど、やっぱり新そばの味や香りには魅力を感じます。けれど、そのそばが刈り取られているところの風景にまでは思いをはせたことがなかったなぁ…。
島立の穂の花が追熟・結実するという事実にもビックリ。思わず感動してしまいました。

2009-10-02 金 00:13:03 | URL | さざぴ #d819E29w [ 編集]

さざぴ様

おひさです!

これは本当に貴重な体験でしたよ!
お蕎麦って高いと思いません? でもそば刈りを体験したらそう思えないから不思議です。
食べ物の原点を知った上で味わえるって言うのは幸せなことですよね。

引き続きコメントお待ちしてまーす!

2009-10-06 火 19:53:40 | URL | つち #- [ 編集]

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Author:つちばく
札幌市在住でなぜか「江別」好き。友達は殆ど江別、そして農家・・・

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