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ステンドグラスのミニ講座、そしてまたしても石窯

9月6日(日) 江別市内で行われた辻野建設工業の住宅見学会。その新築住宅内で、江別が誇るステンドグラス作家石戸谷準氏のデモンストレーションが企画された。
       辻野建設工業×石戸谷準氏デモンストレーション5 辻野建設工業×石戸谷準氏デモンストレーション2
30分程度のミニ講座だったが、内容は多岐に渡り、ヘェ~の連続。さすがは人生経験豊富(?)な石戸谷氏である。


「高いステンドグラスの買い物をした」と自慢気に人から見せてもらったモノが、往々にしてプラスティック製でニセモノだった・・・という経験談から講座はスタート。実際日本ではステンドグラスについての認識が非常に薄いため、これはよくある話らしい。

次に氏は3枚のガラスを手にし、「どれが一番高価だと思いますか?」と質問。お客様の1人が一番透明感のあるガラスを指すと、それが大正解。マーブル模様と磨りガラスのようなものはアメリカのオートメーション製。こちらは平面の型に溶けたガラスを流す作り方で、大量生産が可能だが透明感は出ないそう。
最も高いクリアなものはドイツの手ふきガラス。何と巨大な筒状にふいたガラスの両端を切り、縦に2つに割って作るそうだ。手ふきガラスは気泡が入っていたり歪みもありそれが魅力なのだが、これも日本では”不良品ではないか?”とよく勘違いされるとか。

日本には手ふきのステンド用ガラスを作る職人はいないのか聞いてみたところ、いないとのこと。しかもヨーロッパでもどんどん減ってきているそう。イギリスでは大分前に作られなくなったし、フランスも風前の灯火。唯一ドイツだけがまだ工房を残しているそうだ。

その貴重な手ふきガラス、この大きさで5,000円以上と言うのも納得できる。
       辻野建設工業×石戸谷準氏デモンストレーション3 辻野建設工業×石戸谷準氏デモンストレーション4
次にガラスカットの技を披露。ガラスカッターの種類やその特徴などのウンチクも聞き応えあったが、実際にガラスを切ってみるという初体験も楽しかった。カッターの角度や速度に気をつけたら、後はそれほど力を入れることもなくスッと線を引く。それだけなのにガラスは綺麗に線に沿って切れる、いや裂けるのだ。

その他ステンドグラスの耐久性について氏は、ガラス自体は数千年の耐久性があると説明。むしろ繋ぎ目の鉛などが老化するため、教会などでは何百年に1回、全てのパーツをばらして、繋ぎ目を新しくして組み立てなおすそうだ。さらに阪神大地震の時も、ステンドグラスは無傷のケースが多かったとのこと。普通のガラス窓と違って、遊びの多いステンドグラスは揺れで破裂するという現象は少ないそうだ。

とは言え、それだけにステンドグラスは大変高価なもの。この住宅のガラス窓1枚を総ステンドグラスにした場合、通常50万円くらいはかかるとの話に一同どよめく。それでも住宅にステンドグラスを入れる意味について尋ねると、「ステンドグラスは光によって変化するアート」との回答が帰ってきた。なるほどガラス窓として考えてはいけないのだ。絵画を買うのと同じように見れば決して高価ではない。しかも光の入り加減で刻々と表情を変えるアート。その価値は体験してみないことには軽々しく語れないだろう。
   辻野建設工業×石戸谷準氏デモンストレーション6tr 辻野建設工業×石戸谷準氏デモンストレーション7
ところでこちらの新築住宅にはテラスキッチンが設けられていた。そこには何とレンガの石窯が・・・
以前石窯のデモンストレーションもしている辻野建設工業の勧めで、施主自ら積み立てたものとのこと。
1世帯に1石窯構想(?)は地を這うように進んでいる。。。

リビング内は天窓を利用し、光を多く取り入れた空間になっていた。
こんな空間でステンドグラスはどんな彩の変化を織り成すのだろうか。

2009.09.08 | | Comments(2) | Trackback(0) | 未分類

コメント

ミニ講座とは

とても思えない内容の濃さ!ですね…!
ガラスって身近な存在なのに、ほんと知らないことばかりなんだなあ、と驚きました。

教会のステンドグラス、繋ぎのほうが劣化するので、パーツをばらして組み立て直す必要があるとは!
全然知りませんでしたー。
美しいゆえに壊れやすそうな、儚げな印象のあるステンドグラスですが、普通のガラスよりもむしろ災害に強いという特徴もあるのですね。
意外でした。

光とともにさまざまな美しさを見せるアート。
暮らしの中で変化の楽しさや喜びをもたらしてくれるアートなんてそうはないですから、お高く感じる価格も、実はとてもお買い得なのかもしれませんね。

それから…
石窯普及の草の根運動(?)、これからどんな広がりを見せるか、ますます楽しみですね…♪

2009-09-16 水 00:51:12 | URL | さざぴ #d819E29w [ 編集]

さざぴ様

実は今回の企画、「ステンドグラスの価値がわからないので、講義をしてください!」とつちが嘆願して実現しました。喧嘩売ってるのか!?・・・って感じですよね。

でもこのミニ講座では不完全燃焼で、もっと聞きたい気持ちが沸騰してきたので、また別の機会を考えてます。楽しみにしててください。

絵画と違って盗まれないのもいいかも・・・

2009-09-16 水 14:16:46 | URL | つち #- [ 編集]

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札幌市在住でなぜか「江別」好き。友達は殆ど江別、そして農家・・・

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