スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

--.--.-- | | スポンサー広告

滝川へ寿司を求めて~『寿司本おくの』

3月4日(水)、寿司を食べに滝川へ走った。それもずーっと行きたいと思っていた、その念願叶ってである。

内陸になぜ寿司を・・・?目指すは『寿司本おくの』。こちらのカウンターに立つ若い鮨職人=奥野恒康さんは、つちがコーディネイトする『食彩人』体験プログラム「山菜フルコース」に2回も参加してくださったお客様なのだ。

人懐っこく会話上手で、食にお詳しい方だなーと思っていたら、滝川のご実家で鮨を握っているとのこと。これは一度伺わなければと日に日に思いを募らせていたのだ。そしてこの日カウンターで出迎えてくださった奥野さんは、きりりとした職人の顔をしていた!
       滝川『寿司本おくの』奥野恒康さん 滝川『寿司本おくの』奥野恒康さん2


さっそくお任せでじゃんじゃん握ってもらうことにした。お通しのカスベのやわらかな煮付けに続き、可愛らしい一品が出された。
       滝川『寿司本おくの』トマト豆腐 滝川『寿司本おくの』握り
「トマト豆腐」(?)・・・という名前かはともかくとして、『寿司本おくの』の夏の人気メニューを用意してくださった。ゴマ豆腐の要領でトマト果汁を固めたそうだ。ヘタに見立てたワサビとキュウリが何とも可愛らしい。添えられた匙で一口掬おうとすると、プルンと逃げられた。見かけ以上に弾力があるようだ。ぎっしり密に詰まった豆腐を今度はしっかり捉え、プルプル言わせながら口に運ぶ。舌触りは滑らかでワサビとしきりに相性がいい。夏にはもっと味わい深く感じることだろう。

奥野さんはその顔立ち同様、実に穏やかに鮨を握り、いつの間にかそっと眼の前に差し出してくれる。その手が雛を扱うように丁寧なのだ。皿に置かれた流線型は、静かに呼吸する雛の背中のようだ。なんだか鮨が愛おしくなる。
       滝川『寿司本おくの』ホタテの卵握り 滝川『寿司本おくの』飯寿司
マグロ、縞アジ、カニ、鯛、サーモン、ホッキ、ウニ、イクラ、トロ、ホタテ・・・と景気良く進んで行く。ネタは以前は旭川からの仕入れで、なかなか思うような種類が入らなかったそうだが、今は札幌から週に何度か直接運び入れてもらったものを使っているそうだ。「やっと使いたい魚が揃うようになりました。」と奥野さん。ネタへのこだわりは豊富さだけではない。小樽から”生で”仕入れる飯寿司や、自分でニシンの腹から取り出して仕込んだ数の子など、手間のかかった美味しいものを出してくれる。プチプチの食感だけで、数の子を”おいしい”と思ったことのなかったつちだが、おかげさまで初めて数の子に”卵の味”を覚えた。

そして今回最大の発見は、「ホタテの卵握り」(写真上左)だ。
ホタテの産卵期である3~4月直前のこの時期でないと食べられないという旬のネタ。ホタテの卵には赤と白があり、赤がメスの卵巣で、白がオスの精巣とのこと。味わいは赤が濃厚なのに対し、白は少し淡白らしい。

「ヘタなウニよりずっと美味しいですよ。」との奥野さんの言葉どおり、まったりと深い魚卵の味わい。食感もウニに近い。ホタテは貝柱が主で卵は殆ど捨てられる運命のようだが、実にもったいない。これはいいことを教えてもらった。
       滝川『寿司本おくの』すしざけ 滝川『寿司本おくの』自家製洋梨酒
連れの、その名も「すしざけ」という寿司のために作られた日本酒が進むのが早い。いい加減顔もユデダコのようになっているが、最後に「自家製洋梨酒」で締めないわけに行かないと、こちらをオーダー。梅酒のように洋梨を日本酒に漬けたとか。注いだ途端に素晴らしい香りが流れてきた。ちょっとしたデザート代わりにいい締めになったようだ。こんなちょっと気の利いた演出が度々あるようで、毎回足を運ぶのが楽しみになりそうだ。

「今度は夏にいらしてください。」帰り際におかみさん(奥野さんのお母さま)から声をかけていただいた。夏はおかみさんが育てた自家菜園の野菜メニューも豊富に登場するそう。特にハーブ類には一方ならぬ思い入れがあるようだ。今度はどんな演出が待っているのか、今から夏の『寿司本おくの』が楽しみだ!


『寿司本おくの』

滝川市本町1丁目1-13(滝川駅から12号線方面へ38号線進み、三楽街アーチを左折して右側)
TEL 0125-24-6348
17:00~2:00 日曜定休(月曜祝日の場合、日曜営業月曜休み)

2009.03.05 | | Comments(2) | Trackback(0) | 江別

コメント

うわー!

ざっ、残酷だー!
こんなに美味しそうなお寿司、今すぐにでも食べに走って…じゃない、飛んでいきたい!
なのに読むだけで我慢!ううっ辛すぎる…!

定番のネタも良いけれど、お寿司ってまだまだ色んな広がりの可能性を秘めてるんですね。

あとホタテの卵握りには驚きました。私も常々、ホタテの肝(かと思っていた)には赤いのと白っぽいのがあるなーと思っていたのですが…卵巣と精巣だったんですね。勉強になりました!

2009-03-13 金 23:14:22 | URL | さざぴ #d819E29w [ 編集]

さざぴさま

ハハッ、お預け状態でスミマセン。

お寿司屋さんって、威勢のいいのがウリかなーと思っていたんですが、奥野さんのにぎりは、本当に愛おしそうに皿に置かれるんです。それが味わいにも出ているような・・・

ホタテの卵握り、他で見かけたら教えてくださいね。

2009-03-14 土 20:16:20 | URL | つち #- [ 編集]

コメントの投稿


秘密にする

«  | HOME |  »

プロフィール

つちばく

Author:つちばく
札幌市在住でなぜか「江別」好き。友達は殆ど江別、そして農家・・・

月別アーカイブ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

お知らせ!!

    


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。