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石窯見学ツアーのつづき

当別「フレンドリーファーム」佐藤信廣さんのオーダーでコーディネートした「石窯見学ツアー」は、道中近くのグルメスポットに誘惑されながら、ジグザグと進む・・・

「キジ卵」を購入した岩見沢「清丘園」を出発し、第2の石窯スポット=栗沢・美流渡にある「パン工房ミルトコッペ」へ~

と、それを聞いた清丘園の白戸所長が、「ミルトコッペでしょう?今から行っても店開いてるかなぁ~。だいたい10時頃にはもう売り切れるんですよ。。。」

エッ、9時半オープンで10時閉店って言ったら、営業してるのは一瞬じゃないですか!

「待ってて、電話してみますから。友達なんで。」

白戸所長の援護の甲斐あって、あたふたと到着した我々をミルトコッペの中川さんが温かく迎え入れてくださった。
              ミルトコッペ外観


山間の人工的な音が全く聞こえない、のどかな、のどかな場所にある「ミルトコッペ」。この周りだけ時間が止まったような空間だ。
       ミルトコッペ石窯 ミルトコッペ・中川さん

到着すると、”おかみさん”が「どうぞ、どうぞ。」と中に案内してくれた。玄関前の薄暗い部屋に入ると、いきなりデーンと使い慣らされた石窯が構えている。もう10年現役で頑張っているらしい。

レンガ積みの長方形の窯、中は耐火レンガで二重になっているそうだ。パン焼きスペースの下に薪を焚く場所がある。部屋に入ると窯の熱でポカポカしている。暖房要らずでいいなぁ~と思いきや、この余熱を使って午後からは生地の発酵を行うので、他の部屋には熱を回せないそうだ。”おかみさん”曰く、”岩盤浴”ならぬ”石窯浴”にも使えるとか。

パン焼き職人の中川達也さんは、細身ながら筋骨隆々としたアスリートのような御姿。ここのパンは全て手捏ね、石窯焼き。確かに石窯のあるこの空間には機械らしきものは何も見当たらない。

「石窯の温度が上がるまでの時間と手捏ねの時間がちょうどいいバランスですよ。種類も数も多くは焼けないですけどね。」

さらっと言う中川さんが1日に捏ねるのは粉の量で20kgほど。そりゃぁアスリートなみの体になるだろう。
       ミルトコッペのパン ミルトコッペ・おかみさん

それにしても本州ご出身という中川さん、どうしてこんな辺鄙な(・・・ゴメンナサイ!)ところで、パン屋をやろうと思ったのだろう?

「まずここに”住む”ということが先でしたね。パン屋をやろうと思って色んなパン屋で修行していて、どうせやるなら石窯焼きにしたらという他人のアドバイスもあって、ここで石窯パン屋をやろうって決意したんです。」

材料も特別なものは使っていないし、こだわりは何にもないと言う中川さんだが、こうして話をしている間にもどんどん数が少なくなっていくパンを見ていると、何かこちらに訴えてくるような圧倒的な迫力を感じる。

毎日毎日ハードな力仕事を続けている中川さんだが、10年後のビジョンに向かって新たな挑戦を考えているそうだ。

「実はこの近くにいい場所があって、そこで石積みの家を作って、清丘園の白戸さんとかお世話になっている方々にくつろいでもらえるような隠れ家カフェなんかやってみたいんです。」

控えめながら目を輝かせて夢を語る中川さん、夏休みを利用して長野に石積みの家づくりの勉強に行く予定だそうだ。

先ほどから店頭では、すっごーーーく素敵な(ホントに素敵です!)”おかみさん”こと奥様が、パンを買い求めてきたお客さんのお相手をしている。皆ここのパンのファンらしく、必ずひとしきりおしゃべりをして行くのだが、”おかみさん”はマリア様のような笑顔で1人1人に受け答えしている。

我々も遅れじと残り少ないパンを手中におさめ、ミルトコッペを出発した。
       ミルトコッペ・コッペパン ミルトコッペ・プレーン食パン

帰宅後、さっそく手に入れた「プレーン食パン」とその名も「ミルトコッペ」をビニール袋から出して裸にし、まじまじ。。。

「なんだかコレ、”アスリート”だと思いません?」

見れば見るほど、中川さんの隆々とした腕の一部に映る。持ち上げると・・・オオッと!頭で考えているよりずっと重くて、思わず落としそうになる。中を割って見ると、ぎっしり詰まった生地。こんな充実したパン、初めてだ!噛み締めると、石窯焼き独特のほろ苦味というか、言葉にできないようなフレーバーがジュワジュワと溢れ出す。

「何もこだわりがない」と言った中川さんだが、納得! このパンは多分「こうしよう」と思って出来たパンじゃぁない。栗沢・美流渡の景色や時間の流れ、今の生き方への中川さんの愛着と充実感がそのまま形になっちゃったようなものに思える。いわば分身?

ちょっと可哀想だけど、引き締まった中川さんの”腕”をガブリ!

「う~ん、味がある!

あ、アレ、あれぇ?またグルメツアー報告になっちゃた! まだ石窯見学は続くのだが、長くなっちゃったので、また次回。


ミルトコッペ HP 

栗沢町美流渡南町90-1
TEL : 0126-46-2288
《営業時間》9:30~パンがなくなるまで
《定 休 日》月・火曜日

2008.04.28 | | Comments(0) | Trackback(0) | 出張報告!

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Author:つちばく
札幌市在住でなぜか「江別」好き。友達は殆ど江別、そして農家・・・

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