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ル・ゴロワで「今年もよろしくお願いします!」

1月12日(土) 青山の”フランス風北海道料理店”『ル ゴロワ』に行って来た!

”フランス風北海道料理店”とは、マダムの大塚敬子さんの言。
まさに言いえて妙・・・という程、この都会のど真ん中で北海道の食材を、素晴らしいフランス料理の皿の上に表現し続けている名店。

そしてわが江別の愛すべき女性農業者の作る元気☆野菜を買ってくださっているお客様だ。

この冬一番の寒さを記録した日、青白い顔で店に飛び込むと、店の中は天国のように温かくやさしい空気で満たされている。一気に生気が呼び戻される。。。

いつものように手彫りの使い込んだ木の皿に道産小麦と蕎麦粉を使ったシンプルなパン、そして今日はポークリエットが供された。

前菜に選んだのは「日高産放牧豚と木の実の田舎風パテ サラダ仕立て」
パテはしっかり主張する味なのに、野菜のように喉越しよくスルスル体に入っていく。「清らかな水のように・・・」、シェフの信条は疑う余地がない。

そしてパテと一体を成しているこの瑞々しい緑が、江別の”ど根性農業者”=宮本恵美子さんベビーリーフ
とっくに収穫期を終えた厳冬の畑から、彼女はなんとこの日のためにベビーたちを送ってくれたのだ。シェフが驚いて電話で聞いたところ、「ハウスのビニールを二重にしてみた」とのこと! これは”ど根性”と言わずしてなるものか!!
         ゴロワ・パン ゴロワ・パテ


真冬に耐えた宮本さんのベビーは、小さい体で精一杯の香りとほろ苦味を放ってゴロワのパテとみごとに競演している。心の中で拍手を送りながら誇らしい気持ちで頂いた。

連れが選んだのは『純厚岸産カキの白糠酪恵舎”ロビーオーラ”のせオーブン焼き』稚貝から厚岸で育てた生粋のカキに白糠のチーズというまるごと道東産の一皿。これはウマイの一言!簡単そうだけど、この旨みを出すには丁寧な仕事が必要なんだろうなー。

そして『アンディーブのヴィシソワーズ』、これは意外なおいしさ。
苦い!・・・なのに旨い! ほろ苦くて青臭いヴィシソワーズがしっかりローストしたフォアグラとゴロワの焼きこんだパンとすごくいい仲。食がグングン進む。
         ゴロワ・カキ ゴロワ・アンディーブスープ
メインを前にして、オープンキッチンに目をやると、一段高くなったステージが劇場のように浮かび上がって見える。スタッフが一斉に息を合わせて4人分の皿を盛り付けていく、そのリズミカルな動きが見ていて気持ちいい。大塚シェフが発する号令が轟く。すごくカッコイイ!
                 ゴロワ・厨房

厨房劇場を見ながらテンションの上がったところに本日のメインが運ばれてきた。
『襟裳短角牛のテールの煮込み 赤ワインとマディラ酒ソース』
そびえ立っている牛テールの壁面にナイフを入れる。何の抵抗もなく骨からほどけた肉を急いで口に運ぶ...後はもう黙って食べるべし。あまりにおいしいと無口になる。余分な言葉を探しているより五感を集中して味わっていたい。そんな感じだ。

野菜のタワーの土台になっている『日高産放牧豚のロースト』はさすがに脂が少なく、さっぱりしていて肉自体サラダ感覚で頂ける。
          ゴロワ・牛テール ゴロワ・豚

そしてもう1つのメインはつちが持ち込んだ”米村牧場チーズ工房プラッツ”のチーズ(手前左)と白糠チーズの盛り合わせ。それとこちらも持ち込み”十勝ワイン・ツバイゲルト”

東京のフレンチレストランの皿の上でプラッツのチーズがどんな味を出すのかドキドキした。
シェフが先に味見をしてくれると「旨いですよ。牛乳の甘みが感じられます。」と差し出してくれた。その言葉通り、プラッツの10ヶ月熟成チーズはたっぷりの甘みと香りを発揮して、ゴロワのコースにしっくり馴染んでいた。

ツバイゲルトはコクのあるフレンチにはさっぱりし過ぎていたが、飽きが来ない味とのことで、連れの杯は進んでいた。。。
         ゴロワ・チーズ ゴロワ・十勝ワイン

コースの最後を締めくくるデザートにもサプライズがあった。
『ルバーブのロールケーキ ほうじ茶添え』『すぐりと小豆のタルト ほうじ茶のアイスクリーム添え』

阿寒から届いた酸味たっぷりのすぐり(グズベリー)に、いつもは煮小豆がコンビなのだが、本日は江別・鶴見農園の金時豆が代役を果たしていた。大粒の金時豆はホクホクしていて、すぐりの酸っぱさといい勝負。ほうじ茶の香ばしさも新鮮で本当に夢のような一皿だった。
         ゴロワ・タルト ゴロワ・ロールケーキ

かくしてゴロワ劇場は幕を下ろした。幕開けから5時間という時間があっという間に過ぎていた。予想もしなかった長居を詫びると、マダムが大きな瞳を揺らして・・・

「いいえ、うちはそういう店を目指してるんです。全てのお客様が時間を忘れて過ごせる場所になればいいなと思ってます。」

一段落ついたシェフからは、プラッツのチーズについてこんなメッセージをもらった。

「別にパルミジャーノを目指さなくていいと思うんです。やっていくうちに目指している方向じゃないけど、これが自分のクセとか味だっていうものが出てくると思うんです。それを伸ばしていけばいいんじゃないかな。」
         ゴロワ・シェフ ゴロワ・マダム

夢は「ゴロワのお客様を北海道にお連れして、現地でゴロワの”北海道料理”を食べていただくこと」だという。そんな夢への第一歩として、来る2月26日(火)釧路全日空ホテルにて”1日ゴロワディナー”が実現する。

このイベントは以前生産者周りに連れていって下さった全日空ホテルの楡金総料理長の声掛けで決まったという。当日は2人のシェフの競演で釧路地域の食材を思う存分使ったフルコースを堪能できるのだ。少しずつ夢が本物になっていく...
                 ゴロワスタッフ

最後の客である我々がやっと重い腰を上げると、丹念に丹念に舞台であるキッチンを磨き続けていたスタッフが全員見送りに出てきてくれた。

「何か厨房スタッフが言いたいことがあるようですよ。」

マダムが目配せすると・・・

「いつも新鮮でおいしいお野菜を送ってくださって、ありがとうございます!」

と嬉しい嬉しいメッセージ。ゴロワのお料理がおいしいわけだ。江別のかあさんたちに必ずメッセージを伝える旨約束してお別れをした。2月26日まで・・・

「やっぱり”愛”なんだよなー」

食べ物を生かしている力の大きさをあらためて感じたディナーだった。


『ル ゴロワ 1dayディナーin釧路』

[日 時]  2月26日(火) 18:30~

[場 所]  釧路全日空ホテル 3階万葉の間

[会 費] 10,000円(サ・税込)
フランス料理フルコース・ワイン・ソフトドリンク

[問合せ] 0154-31-4761(ホテル宴会予約係)

※限定100名のスペシャルディナー!残席既に僅かとのこと。お早めに!

2008.01.15 | | Comments(0) | Trackback(0) | 江別

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Author:つちばく
札幌市在住でなぜか「江別」好き。友達は殆ど江別、そして農家・・・

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