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最大の自由をどう使う?

読書のペースがなかなか上がらない今日この頃、しかしやっと手にした1冊はあっという間に通読した。

食の戦争 米国の罠に落ちる日本 tr『食の戦争 米国の罠に落ちる日本』、ドキッとする攻撃的なタイトルだ。著書は東大大学院教授の鈴木宣弘氏。TPP反対派の代表格だけに、本書でも一貫してその持論を展開している。タイトルは過激だが、とても読み易い。というのもこの本に書かれているのは推進派を論破するものではなく、日々の暮らしを営む我々一人ひとりへのメッセージ、そして警告だからだ。

GM、TPPなどにおけるアメリカの巧妙な戦略、身近にある食べ物の危険性などの記述は、真偽のほどは計り知れないが、こういう可能性があることを知っておく必要がある。TPP交渉は手の届かないところで前進している。でもその末に差し出された食べ物を選ぶのは私たちだから。

以前、渋井真帆さんが講演で、おばあ様から「選択の自由があるというのは幸せなことだ」と言われたという話をされていた。確かに現代では進学、就職、結婚・・・どのステージにおいても選択する自由はある。この「選択の自由」ほどの自由は他にないだろう。

でもこの自由、ちゃんと使えているだろうか? お金も頭も使いよう・・・なんて言うが、自由ってヤツも同じだ。ちゃんと知識を持って、良識で判断して選択しなければ無駄遣いになる。

日々の食生活での選択も同じく。日本に大豆を作る人がいなくなったら輸入GM大豆の豆腐しか食べられなくなる・・・
と思うなら国産大豆製品を買って食べる。1人が1回買ったってどうにもならないよ・・・と言ってしまえば、選挙だって意味がなくなってしまう。まして食生活においては1人でも年365日、1日に2度、3度と「選択の自由」を行使するチャンスがある。1人1票ではないのである。

この本は我々に直接問いかける。「食料に安さだけを追求することは、命を削ることと同じである。次の世代に負担を強いることにもなる。そのような覚悟があるのかどうか、ぜひ考えてほしい。」

私たちが2世代前には手が届かなかった「選択の自由」を手にして、その使い方を間違えれば、2世代後には「選択肢」がなくなるかも知れない。最大の自由は最も重い自由なのである。

世界遺産に登録された「和食」の材料はやはり国産であって欲しいと思う。回転ずしのネタはともかく・・・

2014.04.10 | | Comments(2) | Trackback(0) | 未分類

コメント

考えなくては。

>2世代前には手が届かなかった「選択の自由」を手にして、その使い方を間違えれば、2世代後には「選択肢」がなくなるかも知れない。

つちさんの書かれたこの一文が、ズシンと重く胸に落ちました。
のほほんと自由を享受していると、自由のありがたみはおろか、自分が自由であるということにさえ気づかなくなってしまうような気がします。
自由は重い。使い方を誤ってはならない。そのことに改めて目を開かされました。つちさんに感謝です♪

>食料に安さだけを追求することは、命を削ることと同じである。

この言葉が示すものを今、日本人は本当に本当に深く考えねばならないと思います。
ご紹介の本はぜひ、私も読んでみようと思います!

2014-04-14 月 10:06:34 | URL | さざぴ #d819E29w [ 編集]

さざぴさま

ありがとうございます! さざぴさまのコメントが何よりも心強いです。

考えちゃいますよね、やっぱり・・・ 国産小麦粉と輸入小麦粉、2倍も値段違ったら!
でも、この辺はぐっと堪えて国産買います。友達が小麦生産者なので。

そういう意味で、知っているのと知らないことの違いを実感します。
頑張っている農家さんを目にしているのとしていないのとでも。

買い物に迷うっていうのも幸せな証拠ですね。

2014-04-14 月 16:52:02 | URL | つちばく #- [ 編集]

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Author:つちばく
札幌市在住でなぜか「江別」好き。友達は殆ど江別、そして農家・・・

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