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釧路では地産地消が当たり前に根付いていた!-第7話

さぁ、釧路全日空ホテル・楡金総料理長の生産者まわり取材も最終目的地へ。
白糠の茶路めん羊牧場だ!(参照:http://www.hokkaido-jin.jp/issue/sp/200307/special_03.html)

IMG_2409.jpg


「どうも武藤です。江別の木下さんとは古くからお付き合いがあってね・・・」
まごまごと名刺を差し出す私に”羊飼い”武藤さんは躊躇なく話しかける。関西流アクセントだ!やっぱり関西人は人懐こい・・・IMG_2410.jpg





   








「実は僕が地元の生産者と食材に目を向けるようになったきっかけは、武藤さんとの出会いなんです。うちのスタッフが札幌のレストランで武藤さんの羊を食べて、初めて自分のホテルの近くにこんな生産者がいたんだってことを知って・・・その時そのレストランを任されていたのが木下さんなんです。」
と楡金シェフ。

木下さんって、我が(?)江別を代表するフレンチレストラン、シェ・キノhttp://www15.plala.or.jp/chez-kino/木下さん???
えーっ、世間は狭い! でも何だか素敵なご縁・・・

IMG_2416ks.jpg


茶路めん羊牧場も今や羊肉ブームとあって品切れ状態が続いているのだそう。
「東京のレストランなんか値段いくらでもいいからくれってところありますよ。でも一過性でしょ?もう半分頭の中では羊の次に何のブームがくるか考えてるんじゃないですか?」
ナルホド。。。何か一言一言に納得させられてしまう。

「それにね・・・」
ハイ、ハイ・・・

「僕は一般の家庭で羊肉が日常食べられるようにならなきゃ、本物じゃないと思うんです。だから個人のお客様は大事だし、値段もそう上げられない。」
羊飼いの武藤さんがそうだからだろうか、小屋の中の羊ちゃんたちもとても落ち着いている。

そうそう、武藤さんも地元の素材をエサに使っているんだった・・・
「これが地元の昆布です。これは墨。こっちは豆だとか穀物を醗酵させたもの。みんなこの辺のものです。まぁこの辺は飼育者の殆ど思い込みと、気休めですけど・・・ 羊用のエサなんて売ってないですからね。地元の素材を使うのが一番安かった。そっちが先です。」

IMG_2413.jpg IMG_2417.jpg

・・・・・
明快な説明に 半開きの口に何も質問が出ない・・・

「武藤さんは多才なんですよ。絵本も書くし、英語はペラペラだし、司会なんかやらせるとピカイチだし。それに地に足が着いてますよね。僕なんかも時々浮き足立つことあるんですよ。そんな時武藤さんに会うと我に返りますね。」
帰りの車で楡金シェフが称える。IMG_2411ks.jpg











「地に足が着いてる」
そう、そう、これなんだ、この生産者まわりでお会いした皆さんに共通していることは!
やはり地域に根ざした食を司っている人は、自分も大地にどっぷり根を生やしている!


2日間、炎天下の生産者まわりを終え、釧路駅までの帰路、容量の小さなつちの頭の中は飽和状態。あ、でも楡金シェフにこれだけは聞いておかなくては!

「楡金シェフにとっての地産地消とは?―」

「うちで例えば大山さんのミルキーポークのフェアなんかやったことあるんです。そうすると大山さんの親戚が来てくれるんですよ。叔父さんの豚肉食べたいってね。地産地消ってそういうことじゃないかな。観光客にその土地のものを提供するのも1つだけど、まず地元の人がその町のものを誇りに思って自然に食べに来てくれるのが一番ですね。」

「地域ブランドづくりへの考え方は?―」

「フレンチは日本の日常食にはならないですよ。でも非日常を楽しむ時間もたまには欲しいでしょ? 僕はそういう時に合わせてフレンチで地元の食を表現するだけです。各々が各々の立場でできることをやればいいと思ってます。地域ブランドってそういう絶え間ない活動と情報発信で作られると思う。」

「ずっと釧路で活動されるんですか?―」

「そうです。釧路を離れるつもりはありません。自分がやることははっきりしています。半径120km内の食材を活かしきること。以前近くの鴨生産者が廃業しちゃったんです。すごくいい鴨をつくってたのに。結局その食材を活かせる料理人がいなかったんですね。そうやって地域の食材を守れないのは地域の恥です。皆で守っていかなければ・・・」


地域に根を張った人の固い決意表明にずっしりとした重みを感じた。
正直言ってこんなに釧路がスゴイ!とは思ってなかった。(ゴメンナサイ)
無敵のプロ集団、だが肩の力は抜けている・・・「地産地消」なんて掛け声が消化吸収されて、呼吸レベルに当たり前に地元食材を提供している。


わぁ~ぁ~ 江別も、江別も頑張って情報発信していかにゃ!


楡金シェフ、そして取材に協力してくださった釧路地域の皆々様本当にありがとうございました。


釧路の潮の香りがまだ忘れられないです・・・


2006.08.15 | | Comments(0) | Trackback(0) | 出張報告!

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Author:つちばく
札幌市在住でなぜか「江別」好き。友達は殆ど江別、そして農家・・・

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