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離島のツーリズム~小値賀島への旅①

11月26日(火)~29日(金)と九州旅行。九州と言っても目的は長崎県は五島列島の一つ、小値賀島。いやぁ~遠かった。さすがに帰って来て2日間は疲労感が拭えなかった。

さて何で小値賀島なのか。きっかけは遡ること9月1日(日)、『北海道ランドオペレーター協議会』主催のセミナーでの『おぢかアイランドツーリズム協会』の専務取締役である高砂樹史氏の講演だ。

セミナーの前段では、立教大学観光学部兼任講師の清水愼一氏が日本版DMO(Destination Marketing/Management:観光地マーケティング)の導入を唱える講演を行った。

DMOについてはまだ不勉強なので解説はできないが、イメージとしては、従来のように観光協会、商工会、農協と言った具合に、補助金に沿った縦軸で地域の資源を管理するのではなく、分野横断型(プラットホーム型)の組織だそうだ。さらに事業内容としては、情報発信などのマーケティングから観光客の受け入れまでの窓口を一手に行うワンストップ型の組織でもある。

例として挙げられた富良野、美瑛では、観光と地域の基盤産業である農業の間を繋ぐプラットホームづくりが現在の課題とのこと。プラットホームとは、かみ砕いて言えば”お互いどうやって儲かって行くかを協議する場”だと清水氏は説く。

清水氏が日本版DMOの典型として挙げる湯布院では、旅館が農家と直接専属契約をし、旅館で提供する料理の食材を確保しているそうだ。これは湯布院の観光が農村景観でもっており、農家の衰退が取りも直さず観光の衰退であるということを旅館側が十分認識しているためであると。湯布院では観光協会が耕作放棄地や農地転用にまで目を配っているという話である。

日本版DMOの手本としているのがEUのLEADER事業。農村活性化が目的であり、観光と流通の双方の計画をまとめないと補助金を出さない仕組みになっているそうだ。日本版DMOも行く行くは国の助成金制度の改革をも促すものになるだろう。

さて前段が長くなったが、そのDMO手法を過疎の離島で成し遂げたのが小値賀島というわけなのだ。

11月26日(火)AM10時に新千歳空港を飛び立ち、福岡空港、佐世保港経由で小値賀島に辿り着いたのはPM6時。初めて目にした小値賀はもうすでに闇の中だった。到着するなり、翌日以降は時化が予想され、渡航予定だった隣の野崎島への定期便、帰りの高速船が出港しないと告げられた。何とも前途多難な旅! ともかくこの日は宿となる古民家「鮑集」へと直行した。
 『鮑集』外観 『鮑集』キッチン


この古民家ステイは平成22年にスタートした事業で、地区100年を超える古民家を、”大人”向けの宿泊施設としてモダンに再生したもの。島の3地区に各々趣の違う5棟の古民家が宿泊用に用意されている。
       『鮑集』リビングルーム 『鮑集』キッチン2
これをプロデュースしたのは京都の古民家再生で知られるアレックス・カー氏。外観は元の姿をとどめているが、内部はモダンに機能的にリノベートされている。
       『鮑集』寝室 『鮑集』檜風呂
升目のように直線的に仕切られた空間や、収納美など、外国人の目から日本的に見えるであろうものは強調され、照明、床暖房、水回りなどは最新システムを備えている。食器棚の格子戸を開けるとドルチェグストが出てきたのには驚いた。

その他アメニティーの一つ一つが厳選されていて、ともかく隙がない。客の到着2時間前から玄関先で香を焚くというきめ細かさ。確かに”大人”です。

さて翌日は㏂7時に出発。お隣の無人島、野崎島に渡る。荒天でハードな1日が予測されるので、檜風呂で疲れを流して床に就くことにする。

2013.12.03 | | Comments(0) | Trackback(0) | 出張報告!

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札幌市在住でなぜか「江別」好き。友達は殆ど江別、そして農家・・・

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