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『La Cucina Ventitre(ラ クチーナ ヴェンティトレ)』が描く函館の夏

さてだい話は遡りますが函館遠征の続き~ 「はこだて国際民俗芸術祭」を満喫した翌日、函ぶらした後は昨年も伺ったイタリアン『La Cucina Ventitre(ラ クチーナ ヴェンティトレ)』でランチを頂いた。

前回は写真を撮れなかったのが心残りだったので、今回はバッチリ全メニューをご披露しよう!

ランチは前菜+パスタ+パン+デザート+食後の飲み物のセットで1500円。+1000円でメイン料理を頂くこともできる。今回はメイン料理を連れと2人でシェアすることにした。
       函館『ラ・クチーナ・ベンティトレ』生ハムメロン 函館『ラ・クチーナ・ベンティトレ』自家製パン


前菜はいわゆる「生ハム+メロン」なのだが、どうも様子が違う。実際に頂くと明らかに違う。36か月熟成の肉厚濃厚パルマ産生ハムが従えているのは、赤肉メロンの方を「プルーニャ・プレソラーナ」というヴェネト州のプルーンリキュールでマリネしたもの。そしてさっぱりとした青肉メロンをバジルと一緒にシャーベットにしたものだ。

もうこれには最初からノックアウトされた。交互に迫る甘みと塩気、香りと食感の刺激、まさに官能的!

パンは前回も感動したモチモチフォカッチャ。確認していないが、じゃがいもが練り込んである・・・という噂だ。いずれにしてもこの食感は他では体験したことのないものだ。
       函館『ラ・クチーナ・ベンティトレ』スパゲッティ ジェノベーゼ 函館『ラ・クチーナ・ベンティトレ』瀬棚町よしもりまきばの羊のラグーのトマトソースのスパゲッティ
つちが選んだパスタは旬の「スパゲッティ ジェノベーゼ」。ジェノベーゼソースは粗みじんのバジルと松の実の粒粒感を残したもので、コクがあって濃い味だが爽やかな酸味もある。夏だなぁ~。

連れが選んだのは、羊肉をまるごと煮込んだという「瀬棚町よしもりまきばの羊のラグーのトマトソースのスパゲッティ」。 トマトなのか羊なのか、その両方なのか、ともかく甘い。口の中だけではなく心まで丸くなるような、角のない味わい。

瀬棚町『よしもりまきば』『シゼントトモニイキルコト』のメンバーで、自家栽培の有機野菜を羊のエサに使った「トマトひつじ」で知られている。
       函館『ラ・クチーナ・ベンティトレ』南茅部産釣りアジのソテーと森町・政田農園の夏野菜 函館『ラ・クチーナ・ベンティトレ』レモンのグラニータ
メインはル・クルーゼの鍋で蒸された「南茅部産釣りアジのソテーと森町・政田農園の夏野菜」。これを2人でシェア。もちろん釣りアジの緻密で柔らかな白身にも魅了されたのだが、なんたって夏野菜が素晴らしい。

ズッキーニは3種。黄色、緑色、丸。ソースもなくシンプルな塩味。すると同じズッキーニでも全く違う個性を露わにする。続いて甘長とうがらし、それに在来種のニンニク。このニンニクが香りも穏やかでホクホクとして美味しい!

そして最もショッキングだったのは、「及部きゅうり」。「及部」とは地名で現松前町上川。もちろん在来種で、松前藩が陣屋を持っていたサハリンから持ち帰ったシベリア系品種が源だという。

ショッキングというのは、まずもって”苦い”! 昔のきゅうりは苦かったと言う話は聞いたことがある。水戸光圀がきゅうり嫌いで、領土にきゅうりを植えるべからずと命じた話は有名だが、現代のきゅうりを食べても、黄門様を怒らせた程の味は想像し難い。

しかし、これを食べて「あっ!」と思った。ところがこのきゅうり、苦味で脅しておいて、その奥にメロンのように妖艶な甘い果汁を湛えているから心憎い。この及部きゅうりが、静謐な一皿に絶妙な”外しテク”を効かせているのである。

さて、デザートは5種類位の中から好きなものをチョイスできるが、満腹指数が頂点に達していたつちは、一番軽めのものをということで「レモンのグラニータ」にした。これが目の覚めるような容赦ない酸っぱさ!まさにつちがその時求めていた刺激だった。ちなみにマダムが、わざわざ札幌から来て頂いたので・・ということで、フルーツを豪華にトッピングして下さった。

本当に「函館に来てよかった。」「函館っていい街だね。」と思える、素晴らしいランチだった。昨年伺った時はご兄弟で切り盛りされていたが、現在はお兄様と奥様のお二人。温かみのある接客と雰囲気はそのままだ。

ベンティトレの皿は函館の今を伝えてくれる。本日お目見えした食材は、殆どが近郊のもの。野菜は殆どが森町の『政田農園』産だと言う。例の「及部きゅうり」も!こうなったら追及心は止まらない。何としても「及部きゅうり」が生っている様子をこの目で見ようと、シェフに地図を書いてもらって出発したのだった。



La Cucina VENTITRE (ヴェンティトレ)

函館市柳町14-23
TEL:0138-31-7856

12:00~14:00(L.O.),18:30~22:00(L.O)
不定休

2013.08.20 | | Comments(0) | Trackback(0) | 出張報告!

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Author:つちばく
札幌市在住でなぜか「江別」好き。友達は殆ど江別、そして農家・・・

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